みなさんは、健康に気を配っていますか?
私は、健康は、人生100年時代の健康寿命を少しでも伸ばしたいと考えるようになったので、食事、運動、睡眠に気を配っています(睡眠に関しては微妙ですが…)。
そんな私なのですが、どうしても数値的に不健康とされることが20年以上続き、どう頑張っても改善しないので、悩んできました。
年1回の健康診断や時々協力している献血の結果で、コレステロールの値が高いよ!と結果表に記されてきます。
いやー、どうしたものかといろいろ悪戦苦闘してきて、最近になって、ようやく光が見えてきました。
本記事では
私がコレステロールの値を下げるために、あれこれやったこと、そして、その結果についてお伝えします。
※注意
本記事の内容は、私個人に関することですので、必ずしも皆さんに当てはまるものではなく、あくまでも、サンプル数1の個人的なものです。
その上で、何かの参考にしていただけると幸いです。
はじめに結論から申し上げますと
- 私の場合は、トランス脂肪酸を使用した、甘いお菓子や菓子パンを食べない
ということです。
詳細は、後述いたします。
献血の結果が来ました
少し古いデータになりますが、献血をしてきた時の結果です。
400mlもの献血は、本音を言うと、やりたくないのですが、400ml献血は、私が気にしている肝機能や脂質を調べてくれるという餌に釣られて、致し方なくお願いしている次第です。
その検査結果は、一週間ほどで自宅に届きます。
前回はこの約8ヶ月前に行いました。
その時の検査数値は、いつもと変わらず、コレステロールの値は、ご丁寧なことで、目立つように印が付いていて、高値のまま大きく変動はありませんでした。
毎度、検査結果を確認するまでの間、通販で買い物したときのように、手元に届くまで、ソワソワし、かすかな期待を抱いて、待っていました。
そして、毎度、数値をみて、崖から突き落とされた気分になるのです。
今回は、いつもより、期待して、待ちました。
もし、この期待に裏切られた時のショックは、いつもと違って、とても大きいものになります。
なので、すごく不安でした。
ドキドキしながら、結果表を覗き込むと…
見事、基準値に収まっていました!
やったーっ!、うれしーぃ!!!
何をやってもダメだった
私のコレステロール値は、20年以上前から基準を超えていました。
20年以上前なので、20代からです。
学生時代に運動部に所属していたので、かなりの大食いでした。
社会人になっても、なんでもたくさん食べていました。
それが、高コレステロールの原因なのかはわかりませんが…
基準値以下にするため、運動、食事など色々と試しました。
肉を食べないようにしたり、卵を食べないようにしたり…
「コレステロール値を下げる!」といった新聞の広告を見つけると、気になったりもしました。(買わなかったけど…)
色々と調べても、いつも行っている運動や食事を気をつけることとしか書いていないので、どうして良いのかわかりませんでした。
過去の私みたいに、健康に悩みがあると、サプリなどの健康食品に頼りたくなります。
健康商法は儲かるでしょうね!
良いとされること
コレステロール値を下げるのに良いとされることは
- 3食バランスよく食べる
- 夜食や感触を控える
- 飲酒は控えるか適量
- 野菜、海藻、大豆、魚を食べる
- 禁煙や運動
です。
上記のほか、肉と卵を控えたりもしましたが、効果ありませんでした。
残念…
薬を飲むのはイヤだねー!
上記のように色々と試してみましたが、改善しないので、遺伝性かもしれないとまで、考えました。
そうなると、コレステロール値を下げる方法は、治療しかなくなります。
それもどうかな…
と考えてしまいます。
基本的に健康的な生活をしつつ様子を見ることにしました。
総コレステロール値が300を超えたら、治療も視野に入れることにしようと、自分の中で、一応決めていました。
自覚症状がないけど…
いくらコレステロール値が高くても、どこかの部位が痛いなどといった自覚症状は全くありません。
どうして、目に見えない事に気を奪われなければならないのだろうと考えたりもしました。
私のコレステロール値が高いのは、運動をするから、それが原因で、細胞が壊れて、修復するためにLDLコレステロール(悪玉コレステロール)が必要になるためではないか。
そもそも都市伝説的なことではないのか。
など、自分に都合の良い理由を考えたりもしました。
血中のコレステロール値が高いと、血管の壁にコレステロールがへばりつき、血液の通り道を塞いでいきます。
それが原因で、心臓にある大切な血管が詰まると、心筋梗塞になります。
また、脳血管を塞いでしまうと、脳梗塞です。
これらに病気は、死に直結します。
死を逃れることができても、手足が動かなくなったり、言葉を話すことができなくなる後遺症が残る可能性が大きいのです。
なので、コレステロール値は、検診等でうるさく言われるのです。
ある本との出会い
コレステロールと全く関係ないところで、ある本と出会いました。
フードトラップ 食品に仕掛けられた至福の罠
マイケルモス著
です。
私達が普通に食べている加工食品ですが、様々な添加物等により、健康に影響があるとか、繰り返し購入するように仕掛けられている事が書かれています。
この本の中で、私が特に印象的だと感じたのは
- 砂糖
- トランス脂肪酸
です。
近代の食生活を安価で、美味しいものにしてくれた、救世主です。
甘いお菓子は私たちを幸せな気分にしてくれます。
トランス脂肪酸は、クッキーをサクサクにしたり、おいしいアイスクリームに使われていたりします。
しかしながら、この救世主には、欠点がありました。
それは、体に害が及ぶということ。
なので、できるだけ控えたほうがいいのです。
毎日のように食べてきた食品は、できるだけ遠ざけるべきだと考えました。
押してダメなら引いてみる
私は、この本を読んで、今まで普通に食べていた物と決別する決意をしました。
- 菓子パン
- クッキー
- アイスクリーム
です。
私には、運動をする習慣があります。
毎日のようにジョギングをするので、お腹が空きます。
運動をすると、いくらでも食べることができます。
なので食後に、甘いものを欲することが多い状況でした。
そんなこともあり、ジョギングの前に菓子パン、夜にクッキーやアイスクリームを食べることが多かったのです。
砂糖を多く使った、甘いお菓子などを食べ始めると、脳の報酬系が刺激され、手が止まらなくなります。
その結果、なくなるまで食べ続けてしまうのです。
決別の目的は、砂糖もトランス脂肪酸も自分が考えているよりかなり健康に悪影響を及ぼすと考えさせられたからです。
因みに、トランス脂肪酸とは
植物油脂に水素添加することでできる食品添加物です。
パンに使用するショートニングやクッキー、マヨネーズ、マーガリンなどに多く含まれます。
さらに、惣菜コーナーで売られている揚げ物に使用されます。
そのおかげで、保存がきくし、あのカリッとしてサクサクした食感が得られ、価格も安くできるので、私達の生活に多く取り入れられています。
私が考える犯人はこいつだ!
私は、菓子パンと片面にチョコがコーティングされたクッキーを好んで食べていました。
砂糖も多く使われていたと思いますが、こんな身近なところに、トランス脂肪酸が多く使われているなんて、思いもしませんでした。
私のコレステロール値を上げていた犯人は
トランス脂肪酸
と断定しました。
何度も言いますが、あくまでも私個人の見解ですので、盲信することのないように、ご注意ください。
非常に残念だよ、お前が犯人だったなんて…
まとめ:20年以上悩んだ、コレステロール値を下げられた、考えられる理由はこれだ!
私が20年以上悩み続けてきたコレステロールについて、一応、解決の方向が見えました。
対策を講じてからの2ヶ月後の検診では、コレステロール値が 270 → 220となり、7ヶ月後の今回は、198まで下がりました。
これからも、チェックしていかないといけませんが、このままうまくいくのではないかと思っています。
習慣にしているジョギング前にエネルギー補給に食べていた菓子パン。
夕食のあとに食べたくなって食べていたクッキー。
これらにはトランス脂肪酸が多く使われています。
クッキーは砂糖も多いので、砂糖は、人を虜にさせてしまうので、やめられないとまらいない状態になり、たくさん食べてしまっていました。
普段から当たり前のように、私達の身の回りにある食べ物について、勉強しなければ、安心して、たくさん食べてしまいます。
自分自身で、食べて良いもの、ダメなものを決めて、健康管理しないといけませんね!
スーパーの惣菜コーナーで売られているものや、お菓子やアイスクリームはできるだけ避けたほうがいいですね!
たまに、何かのご褒美として、食べる分には、OKですが、頻回に食べることはダメです。
因みに、検査数値でALTとΓ−GTPの値も低くなっていますが、お酒も控えるようにしたからだと思います。
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