ダイエットや健康増進のために運動をしたほうがいいことは分かっているのだけど、はじめの一歩がでない人は多いのではないでしょうか?
厚生労働省の資料によると
出典:厚生労働省
2007年のデータでは、運動不足が原因で、約5万人が死亡となっています。
運動不足のために、循環器系疾患やがんによることで死亡しているというのです。
因みに、喫煙が原因のがんで亡くなっている人は、ものすごく多い状況です。
普段、喫煙している人は元気なので、この資料を見ると、健康を害することがはっきりします。
日本の大半の人は、運動習慣がありません。
その運動習慣がない人の中で、何とかしたいと考えている人は、ある程度いるようです。
だけど、はじめの一歩を踏み出すことができなかったり、運動をはじめてみたものの、すぐに挫折した経験がある人も多いと思います。
本記事では
- 運動をはじめたい方
- 運動を習慣化したい方
- 運動をする理由をみつけたい方
に向けて、私が実践している方法をお伝えします。
何かの参考になれば幸いです。
本記事を読みすすめることで
- 運動をはじめる
- 運動を習慣化できる
- 運動をする理由がはっきりする
ようになります。
しばらくの時間、お付き合いくださいませ。
はじめに結論から申し上げますと
- 定期的な運動をするべき
- 運動をすることで、体と頭と心の健康を維持できる
- 運動で幸福になれる
ということです。
詳細は後述していきます。
運動する理由
まず、運動をする理由を考えてみましょう。
- ダイエット
- 健康増進
- ストレス解消
- お酒を美味しく飲むため
- 好きな食べ物を好きなだけ食べるため
- 美容
- 老化防止
など、運動をする理由は人それぞれです。
ダイエット目的で運動をはじめる人は多いと思います。
ダイエットを目的にすると、早期に成果を求めてしまいがちになります。
しかし、理想と現実のギャップにショックを受け、運動しなくなりやすいのです。
なので、ダイエット以外の目的を探すか、成果に期待しすぎないことが大切です。
ダイエットを目的にするのであれば、朝食を抜くなど、摂取カロリーを減らすと、より効果的です。
因みに、私が運動を続けている理由は
仕事のストレスで精神がおかしくなりそうだったから
です。
きっかけはそうであっても、現在では、運動で脳にとても大きないい効果があることがかわったので、それが主な理由になりました。
関連記事:【こころとからだの健康】運動することはメリットしかなく、運動しないは損である!
運動を継続する工夫
自分が運動をする理由を決めた後は、運動を継続する工夫をしてみましょう。
まず、大原則として、次のことに気をつけます。
- 簡単なことからはじめる
- 無理をしたり強制しない
ということです。
運動が習慣になるまで、やる気があっても、小さなことからはじめることがポイントです。
その理由は、私たちの脳は変化を嫌がるようにプログラムされているからです。
これはホメオスタシスといって、ヒトは危険を避けるため、普段と違うことをやらないように制御する機能が脳に備わっているのです。
恒常性(こうじょうせい)ないしはホメオスタシス(希: ὅμοιοστάσις、英: homeostasis)とは、生物において、その内部環境を一定の状態に保ちつづけようとする傾向のことである。
なので、はじめのうちは、ラクすぎてやった気がしないくらいでいいのです。
次に、運動を続ける工夫について考えていきましょう。
- 運動するきっかけをつくる
- 運動する時間を決める
- アプリで可視化する
- 頭の中を「やりたくない」でいっぱいにしない
などです。
順を追って説明しますね!
運動するきっかけをつくる(ながら運動)
運動は地味なものが多いです。
なので、少しでも楽しめるように工夫しましょう。
- 道具を新調する(ウェア・シューズ)
- インターメットコンテンツ
ウェアやシューズなどを新調すると、テンションが上がり、運動するモチベーションが上がります。
古くなった物を我慢して使うのではなく、新調することもいいでしょう。
それほど高価なものではないですし。
その他、ネット動画やインターネットラジオ、オーディオブックを聞きながら運動することも楽しい時間を過ごすのにいいと思います。
耳で聞くコンテンツは、時間を有効活用するには、うってつけです。
アップテンポの音楽を聞いて、盛り上がっちゃうのも、良いでしょう。
運動する時間を決める
空き時間で運動をしようよすると、習慣化しにくくなります。
突然用事が入ったりすることが往々にしてあるからです。
飲み会などの楽しいことは、どうしても運動より優先してしまいます。
なので、朝早起きして行うなど、一日のタスクとして、スケジューリングすると、続けやすくなります。
アプリで可視化する
スマホやスマートウォッチのアプリには、ワークアウトアプリが充実しています。
それらを利用することで、ヘルスケアアプリで可視化すると、自分の頑張りがイメージしやすくなります。
消費カロリー、移動距離、時間、心拍数などが管理できます。
ポイ活のように、数字を大きくしたくなるので、モチベーションが上がりやすくなるので、積極的にアプリを利用しましょう。
頭の中を「やりたくない」でいっぱいにしない
人のやる気は、毎日同じということはありません。
日によって、やる気があったり、やる気がない日もあります。
やる気のない日は特に、頭の中が「やりたくない」思考になります。
一度「やりたくない」思考になると、その「やりたくない」に注力してしまい、やらない方向に進んでしまいます。
なので、「やりたくない」と感じたら思考しないようにすることが大切です。
思考せずに、淡々と準備を進め、一歩外に踏み出すのです。
いつものとおりでなくてもいいので、もし嫌になったら引き返してくるというぬるい意気込みではじめてみましょう。
一歩外に出ると、いつも通りにやってしまいますので。
まとめ
日本では、2007年の数字では、運動不足が原因の循環器疾患やがんで約5万人が命を落としています。
運動をした方がいいことは多くの人が理解していますが、実施する人はかなり少ないのが現状です。
運動したいと考えている人はいますが、はじめの一歩を踏み出せない人もいます。
運動を習慣化するために、運動をする理由を考えてみることは大切です。
- ダイエット
- 健康増進
- ストレス解消
- お酒を美味しく飲むため
- 好きな食べ物を好きなだけ食べるため
- 美容
- 老化防止
など、人によって理由は様々です。
運動を習慣化するために、簡単なことからはじめましょう。
そして、継続させるために、工夫することも大切です。
- 運動するきっかけをつくる
- 運動する時間を決める
- アプリで可視化する
- 頭の中を「やりたくない」でいっぱいにしない
一線を超えると気持ちよすぎてやめられない
私は、毎朝ランニングと筋トレを少しやっています。
ランニングの途中で負荷を強くします。
そうすると心拍数が上がり、脳の血流が上がり、様々な脳内ホルモンが分泌します。
その中には、頭が良くなる物質や高揚感を得られる物質などがあり、幸せを感じたり、メンタルにいい効果があります。
休みの日には、近くの山を走り、いつもよりも負荷を強くします。
そうすると、息と心拍数上がり、苦痛を感じますが、運動後の気持ちよさがたまりません。
いつもの高揚感や幸福感、自己効力感などのレベルがアップします。
このようになったきっかけは、仕事が辛く、自分を保つのにとても効果的だったからです。
現在では、ただ高揚感などを味わいたいから、積極的に取り組んでいます。
要するに、気持ちいいから運動をやっているのです。
筋トレも、はじめのうちは楽な回数でしたが、最近では、負荷をかけた方が脳内から何か良い物質が出ている感じがするので、負荷を強くするようになりました。
決して無理はしていません。
自分が能動的にできる範囲でやっているのです。
運動は地味ですが、色々情報を集めると、良いことばかりです。
やらない理由はないのです。
参考記事:自然の中での運動は、ストレス解消の他、幸せレベルも向上する(ダイエットにも)