年功序列制度が崩壊しつつあると言われていますが、私たちの多くは、年功序列制度の中で給料を得るために労働に勤しんでいます。
若い頃は、収入が少なくて、給料日前には、所持している現金よりも財布の方が価値があるくらい、ギリギリでした。
結婚して家族を養うようになると、お金が足りない状況はより顕著になりました。
そんな生活も、時がたつに連れ、少しずつ収入が増えていき、ギリギリの生活から脱却していきます。
さらに収入は増えていきます。
子供が大きくなると、手がかからなくなるのと反比例して、お金がかかるようになります。
それでも、昔のようなギリギリの状況ではありません。
それなりに余裕ができているはず。
それなのに、お金の余裕がある家庭は少ないといわれています。
収入が増えているのに、なぜ余裕がないのでしょうか?
本記事では
- お金に余裕がない方
- なかなか貯金ができない方
- 将来のお金が心配な方
に向けて、私が考えるお金の貯め方についてお伝えします。
なにかの参考になれば幸いです。
本記事を読みすすめることで
- お金の余裕が持てる
- 貯金できる
- 将来のお金の心配がなくなる
ようになります。
しばらくの時間、お付き合いくださいませ。
はじめに結論から申し上げますと
- お金についての考え方を変える
- 本当に必要なものだけを買うようにする
- 無駄な出費を洗い出し、見直す
ということです。
詳細は後述していきます。
今回お話することは、私個人が考えていることです。
その中で、実用できそうなことだけを、ご自身でお考えになって、お試しください。
若い頃は収入が少なく、余裕がなかった
若い頃は、収入が少なく、生活に余裕がありませんでした。
そんな私にも、時が経つにつれ、徐々に収入が増えていったのです。
自分から若さが消えていくかわりに、収入が増え、ギリギリ感を味わうことはなくなりました。
自分もようやく、一端の大人になったと感じたのです。
そうなってからは、いままで張り詰めていた、お金に対する緊張の糸が切れ、浪費をするようになりました。
- 週末は、買い物することが当たり前
- ネットショップで、ポチりまくる
- ボーナスをあてにして、大きな買い物をする
ということを繰り返していました。
収入が増えるのと同時に、仕事のストレスも増えました。
これらの買い物は、ストレス発散するために病的に行っていたのだと思います。
これらのように、収入に合わせて、支出も増やしていったということです。
このように、収入が増えた分、生活レベルを上げていては、お金が貯まらないわけです。
今にだから思う、将来のためにお金を貯めたほうが良い
今まで苦労した分、浮足立って浪費する人は多いでしょう。
私もその一人です。
それが失敗だったとは思っていません。
しかし、やりようによっては、もっと多くの資産を貯めることはできたのです。
生活レベルを上げなければ、それだけ多くのお金を残すことができます。
自分はたくさん稼いでいるから大丈夫という傲りもあったと思います。
時代がこれほど変わろうとするとは考えもしませんでした。
期待していた老後が変わろうとしているのです。
これには、退職金や年金に期待していては、足元をすくわれかねません。
今から、できるだけ支出を減らし、収入とのギャップを大きくして、資産形成に約立てたほうが賢明です。
お金を生み出す方法
お金を生み出す方法は次の通りです。
- 本当に必要なものだけを買う
- 衣食住にかけるお金
- 他人の目を気にしない
- 教育費を考える
本当に必要なものだけを買う
支出には、消費と浪費があります。
消費は必要経費なのですが、できるだけ抑えます。
浪費は、ストレス発散のために行っている部分が大きいので、ほぼなくしたほうがいいでしょう。
ストレス発散の方法は、運動することと、自然に触れることです。
参考記事:パワハラのストレス解消に森へ行こう
最近の電化製品は素晴らしいです。
ドラム式洗濯機は、家事に取られる時間をかなり削減してくれるので、オススメです。
このようによく精査して、必要だと判断できたら購入する。
そうでなければ見送るようにしましょう。
素晴らしいからと言って、なんでもかんでも購入しないようにすることが大切です。
車は、金食い虫です。
都会のように公共交通手段が整っていることろでは購入しなくてもいいのではないでしょうか。
田舎でどうしても必要な場合に、中古車を購入するのがいいのだと思います。
見栄にために、高額な車は必要ありません。
車にこだわると、それだけ支出が大きくなるのを心得ておきましょう。
衣食住にかけるお金
衣食住にかけるお金は、生活のために必要です。
ここで考えて支出することで、かなり支出を抑えることが可能です。
衣
最近では、手頃な金額で、デザイン性に富んだ衣類が多く売られるようになりました。
低価格なので、悩むことなく買い物かごに入れてしまいがちです。
人と会うとき、以前と同じ服を着たくないことから、種類を多く持つことが多いと思います。
なので、買い物に出るたびに服を購入してしまいます。
これでは、支出を抑えることはできません。
極端な事を言いますが、服は数枚あれば事足ります。
2組あれば、いいくらいなのです。
考えて購入するようにしましょう。
食
食は、健康に関わることなので、とても重要になります。
外食は極力しない努力は必要です。
経済面と健康面からみてもよくありません。
ファスティングをすることで、健康になり、食事の回数が減るので、経済的です。
健康的な食事を意識すると、支出も低く抑えることが可能になります。
その他、コンビニを利用をやめたり、ペットボトル飲料や缶コーヒーの購入をしないことで、塵も積もれば山となるになります。
住
住まいには、大きなお金が動きます。
新築マイホームの購入はオススメしません。
資産価値が低くなることが多いからです。
長期ローンを組んでしまうと、利息が大きいのと、働き続けなければならなくなるので、行動の選択肢がなくなります。
子供が巣立ってしまえば、広い家は必要なくなります。
いつまでも夫婦円満だといいのですが、離婚ともなると、色々と面倒なことが出てくるのです。
なので、中古住宅か賃貸住宅が無難です。
他人の目を気にしない
他人の目を気にしていては、自分らしく生きることはできません。
見えを張ったり、みんなと同じでないといけないと思っていると、不必要な支出をしてしまいます。
他人の目を気にしなくなると楽に生きられるようになります。
子供の教育費を検討する
子供の教育費には、上限がありません。
大切な子供のためだからといって、限りなく支出していては、お金が底をつきます。
なので、周りに流させることなく、自分たちで考えて学習塾に通わせたり、私立だったり公立の学校を選んだりしましょう。
我が家では、特別な事情がない限り、公立と決めていました。
たとえ、大学受験に失敗したとしても、浪人させました。
お陰で、遅れて公立の大学に通っています。
関連記事:浪人するのは辛いと思うが、二浪してもいい結果につながったんだよ!
まとめ
収入が増えたのにお金が貯まらないということは多くあります。
それは、収入が増えたから生活レベルも上がっていることが多いのです。
不必要な支出を見直し、収入と支出の差を大きくすることが大切です。
それで浮いたお金を貯蓄に回すのです。
浪費しているのは、テレビなどのメディアでコントロールされていることも理由になります。
知らないうちに、刷り込まれているのです。
これから先は、自分の頭で考えて、必要なものだけを購入すようにすることで、貯蓄に回すお金が捻出されるでしょう。
時代は変化しています。
私たちがもらえる年金は期待通りにならない可能性があります。
今もらっている、給料やボーナス、退職金だって、どうなるかわからない中、無駄に浪費することに危機感を持ったほうがいいのです。
他人の目を気にすることなく、自分の人生を切り開いていきましょう!
参考記事:浪費をなくし、消費を工夫してお金を産む