様々な理由で、夫婦の関係が崩壊し、離婚によって新たにシンママになる方もいるのではないかと思います。
私は、両親の離婚により、シンママに育てられました。
私には、兄と妹がおり、そんな3人の子供をを母親一人で育ててくれたのです。
本記事では
- シングルマザーで、お金など、不安を抱いている方
- 子育てに不安を感じている方
に向けて、私が母子家庭で育った経験をお伝えします。
何かの参考になれば幸いです。
本記事を読み進めることで
- シンママの不安を解消できる
- 母子家庭でも頑張ろうと思う
ようになります。
しばらくの時間お付き合いくださいませ。
はじめに結論から申し上げますと
- ブレずに頑張ってさえいればなんとかなる
- 子供が心配するので、無理しすぎないこと
- 思っているよりも、子供はしっかり育つ
ということです。
詳細は後述していきます。
お金の問題
母子家庭は、低所得になるのがほとんどです。
しっかりと考え、節約をしながら生活することで、子供は、ほぼ不自由なくすくすくと成長できます。
見栄を貼らず、色々工夫すると、以外と充実した生活を送ることができます。
今まで、専業主婦をやっていた人が、離婚すると、自分で稼がないといけません。
独身時代に仕事をしていたとしても、ブランクがあるので、色々不安になると思います。
離婚した元旦那からの養育費は、常識的に支払っている人なんて、そんなに多くないと思います。
その他、役所から支給されるお金もありますが、そんなものではとてもでないけど、生活していけません。
専業主婦だった人は、新たに勤務先を探さなければなりません。
ただでさえ、たくさんやることがあるのに、さらに慣れない仕事の負担が増えるので、余計に気持ちが滅入りやすいので、注意が必要です。
すでに仕事をしている人は、その会社に色々と手続きが必要となります。
まぁ、とにかく、いりいろと面倒な事が多いです。
そして、看護師などのハイライセンス持ちやキャリアウーマンでもない限り、給料の面で言えば、なかなか厳しいものがあります。
なので、低所得になりがちです。
私の家もそうでした。
なので、節約は必須です。
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母子家庭で育った
私の母親は、私が7歳のときに、兄と妹と私の3人を連れて、離婚しました。
離婚の理由はわかりません。
40年以上たった今も理由は聞いていません。
いまさら理由なんてどうでもいいのです。
離婚後の住まいは、母方の実家に潜り込みました。
その実家は、おじいちゃんは、私が生まれる前に亡くなっていて、おばあちゃんが長屋でひとり暮らしをしていました。
その長屋がいきなり5人になり、とても狭かった記憶があります。
おばあちゃんとの暮らしは、とてもほっこりしたものでした。
おやつに、かぼちゃ団子を焼いてもらったなぁ…
ある日から、専業主婦をしていた母親が、働きに出るようになりました。
そのうちに、昼と夜のダブルワークをするようになりました。
やはり、あまり仕事の経験のない母親の一箇所からの給料は低かったのでしょう。
夜も仕事をするようになった母親と接する機会は、激減しました。
まだ幼かった私は、少し寂しい思いをしましたが、少ない時間の中で、母親とのコミュニケーションを取れていたので、すこやかに育つ事ができました。
幼いながらに、自分の家は他の家庭と何か違うと感じていました。
特に、裕福ではないということは。
裕福でないということは、贅沢はできないということです。
贅沢ができないというだけで、3食たべることができていたので、貧乏とは思いませんでした。
母親のダブルワークのおかげで、高校まで行かせてもらいましたし、修学旅行も欠席することなく、普通に経験できました。
お母さん、あまり無理しないで!
私は小学4年生からアルペンスキーをさせてもらっていました。
スキー道具はいい物になるとかなり高額で、私の家ではとても購入できないと感じていました。
6年生になって、どうしても欲しいスキー板がありました。
中学生になったら新聞配達のアルバイトをして返す約束で、自分で買うことにしました。
そして中学に進学して、予定通り、新聞配達をはじめました。
給料は、時給換算で、430円だったと記憶しています。
めっちゃ低い。
今の法定最低賃金の半分以下です。
割に合いませんでしが、いい経験ができました。
一年もしないうちに、借りていたお金は返し終わりました。
お小遣いも、バイト代から捻出しいました。
そんな使うことなんかないので、貯金しました。
新聞配達は、朝がはやく、毎日眠かった記憶があります。
中学3年になって、バイトをやめると、勉強を頑張れたので、成績はとても良くなりました。
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思春期
子供が思春期になると、母親としては色々と心配になると思います。
確かに、ぐれる人はぐれるし、非行に走る人もいるかも知れません。
しかし、心配ご無用!
母親の愛情があれば、その時期がすぎれば、立派なオトナになっていますよ!
反抗期は、ほとんどの人が通る道なので、わかっていても悪いことをしてしまったり、親に反抗したりしてしまいます。
ここはぐっとこらえて、我が子を信じて、見守ってあげてください。
オトナになる過程なので、仕方ないのです。
さすがに犯罪に手を染めるのはマズイですが…
まとめ:母子家庭で貧乏だったけど、立派に育ててもらった!
母子家庭は、低所得になることが多いです。
しかし、そんなことに滅気ていてはいけません。
低所得であるのなら、それなりに工夫をして、支出を抑えるしかありません。
色々と駆使して、支出を抑える工夫をしましょう。
母子家庭でも、頻回に贅沢できないだけで、きちんと3食たべることができます。
旅行だって楽しむことができます。
普段の節約次第でどうにでもなるのです。
ただ、見栄を張って、周りの人たちと同じく振る舞うなど、背伸びをしてはいけません。
自分は自分だということを貫いてください。
子供は、母親の愛情を注いでもらっていれば、すくすくと育ちます。
反抗期のときは、色々迷惑をかけるかもしれませんが、ぐっとこらえて見守ってあげましょう。
その時期が過ぎれば、痛いほど過去の過ちの反省と、母親の愛情を感じることができます。
人の痛みがわかる心の優しいオトナになるでしょう。
ただ、過保護に育てることだけは、やってはいけません。
過保護に育てると、わがままになりますし、人の痛みがわからないオトナになる可能性があるからです。
ダメダメなオトナになってしまいます。
そうなると、母子家庭にネガティブなレッテルをはられてしまいます。
苦労して育てるわけですから、甘やかしたい気持ちをぐっと抑えることを頑張りましょう。
母親は、色々苦労をすると思いますが、あまり無理しないでください。
しんどい顔をしている母親を見てしまうと、子供が心を痛めてしまいます。
親子で楽しみながら生活していきましょう!
ちなみに、母子家庭で育った私は、ちきんと就職もできましたし、結婚して、幸せな家庭を築いています。
苦労をかけた母親に、孫たちも寄っていくので、今は母親も幸せそうです。
母子家庭で貧乏だったけど、立派に育ててもらいました。
感謝感謝感謝です!
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