人生は楽しむもの❗
日本では、労働者の約9割がサラリーマンです。
一昔の人間にとっては、同じ仕事で定年を迎えることが当たり前になっています。
30年間も働き続けていると、年功序列制度の恩恵が最大値付近に到達して、ようやく収穫時期となるのです。
それなのに、突如として人間関係が悪化することもあって、修復ができない場合は、退場することも考えなければならなくなります。
その結果、大きな迷いを振り切って、退職を決意し、長年勤めた会社と決別に至るのです。
今回は、まだまだ戦力として活躍できるのに、無職になったアラフィフおじさんのお話です。
「無職」という言葉はネガティブな印象がありますが、決してそうではないのです。
仕事が辛いけど、辞めるに辞めれない方向けです。
何かの参考になれば嬉しいです。
無職だけどたくさんの学びがある
アラフィフという年代で無職になるというのは、周りの人達と自分だけが違うという感覚に襲われます。
人生設計の中には、なかったことなので、多少の戸惑いがあっても仕方ありません。
それでも、いろいろな気付きや、多くの学びがあるのですね。
無職になったとしても、自分にできることを探しながら、本を読んだりしていると、色々と学ぶことがあって、充実した毎日を送ることができます。
生き方を考える
これまでは、毎月安定して、給料が振り込まれていてので、暮らしが困窮する心配はありませんでした。
しかし、毎日8時間以上、ストレスを感じる不幸な場所にいなければならないのは地獄です…
仕事を辞めたとしても、日本の素晴らしい制度のおかげで、失業保険をもらうことはできます。
しかし、給付期間が決まっているので、そのうちに収入が途絶えます。
ここで生き方を考えます。
多くの人は、あらたしい働き口を探します。
しかし、雇われること以外にも生き方はあります。
どうにかして、自分で生きてみたい。
たとえ貧乏だったとしても、自分で仕事をしたほうが幸福度は高いのです。
もちろん、リスクはあるので、小さく始められることを探す必要はありますが…
何か自分ができることを見つけるのです。
「副業」で検索すれば、簡単にヒットします。
中には、スキマ時間にスマホでポチポチするだけで、月に10万円以上稼げます。というような誘いもあるので、十分注意しましょう。
お金は麻薬
私たちは、お金に対し、過剰に価値を感じているのだと思います。
- お金があれば幸せになれる
- お金がないと生きていけない
と捉えています。
だから、お金のために不正をはたらく人もいれば、お金のために犯罪に手を染める人もいるのです。
お金は大切ですが、正体はただの数字なだけで、金属だったり、紙切れなのです。
生きていくためには、より多くのお金が必要と考えてしまうから、苦しくて体やメンタルを壊してでも、働こうとします。
一度、ワークライフバランスを考えてみることは、人生においてとても大切です。
毎日が学び
これまで、お金だけが資産だと思っていました。
人生においての大切な資産は
- 人的資本(健康)
- 金融資産(お金)
- 社会資本(人間関係)
です。
これらが、2つ以上満たされていれば、幸福感は高くなります。
お金があっても、不健康では幸せではないということです。
ダラダラした生活は、意図的にする以外は、もったいないと思います。
人生を歩んでいる感覚がないからです。
毎日、運動をし、読書をし、思考をします。
朝の運動で、脳に血流を促すと、頭の回転がよくなるのです。
読書でいろいろな情報を取り込み、これをきっかけに思考をします。
これまでと違った捉え方をしてみると、気持ちが楽になったり、無駄に不安と恐怖を抱いていたことに気づけたりするのです。
人生は、学ぶことが多いとつくづく思います。
これまでの人生観、体裁、常識、価値観が大きく変わりました。
周りの人の目を気にしすぎていたり、他人を敵とみなしていたり、思い通りにならないときはイライラしたりすることを当たり前にやっていました。
それで苦しい思いをしていたのですね。
ものの捉え方、感じ方、考え方など、学ぶことがたくさんあるのです。
サラリーマンを辞めてよかったと思う
仕事が辛くて、仕事を辞めたいと少しずつ考えるようになっていきました。
しかし、毎回、そんなことできるわけ無いでしょう!と自分の中で考えを訂正してたのです。
それでも、サラリーマンを辞めたことを後悔していないどころか、辞めて良かったとさえ思っています(決して言い聞かせているわけではない…)。
自由に生きる
無職になると、全てが自由になります。
そして、全てに対しての責任も出てきます。
人間関係のストレスから開放されたことがとても大きいです。
これまでと違う生き方になりましたが、常に生きていくためのアンテナを張りながら、チャンスをうかがっています。
自分が自分の人生で進みたい方向を見つめながら、生きていけるのです。
有意義な時間
これまでは、忙しくても、そうでなくても、毎日決まった時間を会社で過ごさなければなりませんでした。
通勤の時間を含めると、かなりの時間を費やしています。
それが、自分の生活プランで実行できるのです。
朝は、早起きして、ランニングと筋トレをやります。
身支度をしてから、パコソンの前に立ち、ネット記事を読み漁ります。
その後は、もっぱら読書をします。
あとは、用事を済ませたり、仕事らしいことをしてみたりです。
充実した時間を過ごしていると、あっという間に夕方になります。
買い物にでかけたり、夕飯の支度を始めます。
夕食後は、簡単な家事をしつつ、風呂に入り、読書をしたりして寝るまでの時間を過ごしています。
比較的大きな買い出しも平日に行います。
週末のような混雑がなく、密集ストレスもないので、快適に買い物ができます。
自分のスキルが喜ばれる
知人から、在宅でできる仕事を少し回してもらっています。
これまで、事務畑で仕事をしてきたので、経験はそれなりです。
サラリーマン時代は、一生懸命労働提供しても、パワハラ上司は評価してくれませんでした。
その一方で、知人から頂いた仕事を楽しみながらやった結果が、「仕事が早くて助かるわー!」といい評価をいただきます。
ポジティブなフィードバックがあり、人の役に立っている感覚を得られるって、とても楽しいことです。
自分って、やるじゃん!
これまで、腐らずに一生懸命やってきたことが、今発揮されているのですね。
自分のスキルが人の役に立つということは、とても嬉しく、すばらしいことです、
これから、信用を積み上げていって、より仕事をすることができれば、楽しい人生になると思います。
まとめ:働き盛りだけど無職アラフィフおじさんの思い
今回は、
- 無職だけど学びがある
- サラリーマンを辞めてよかったと思う
ということについてお話しました。
無職になったからこそ、「どうやって生きていこうか?」と考えるようになったし、お金の正体についても考えてみました。
少しずつ自分ができることをし、お金に対する価値観を改めることで、不安や恐怖が薄れ、充実した毎日を送ることができます。
毎日が学びなのです。
自分の時間という命を自由に有意義に使えることは素晴らしいです。
必死に生きていると、人生を歩んでいる感覚になります。
知人から頂いた仕事で楽しむことができ、さらに喜ばれたことは、嬉しくもあり、素晴らしいなぁと感じました。
人生は山あり谷ありですが、その分楽しさもあります。
アラフィフという年代になって、平坦な道から凸凹の道を選んだことに、後悔はなく、むしろ良かったと思っているのです。
人生は楽しむもの!
関連記事です。