思考法が変わると苦しみも変わる!
現在の日本は、失われた30年だとか、GDPの成長が低いだとか言われていいます。
私たちは以前から懸命に働き、納税し、家族を支え、会社に貢献してきました。
それなのに、生きるための仕事を頑張り過ぎた結果、大きなストレスを抱えることになり、自ら人生を終わらせてしまう人の数が高止まりの状況です。
仕事以外にも、将来の不安など、毎日が苦しく感じている人はかなり多いのではないかと考えています。
- どうして苦しいのか?
- この苦しみから脱するにはどうしたらいいのか?
長年ネガティブに生きてきた私が得た方法を綴りますので、少しでも参考になれば嬉しいです。
不安に陥る理由
以前の私は事あるごとに不安になり苦しんでいました。
どうにかしたいなぁ…という思いと上司からのパワハラでメンタルがおかしくなりそうになったことから脱するために、様々な著書を参考にして多くの視点から思考したのです。
ネガティブを掘り下げている
なにか不安材料があったとき、その不安を解消しようと、多くのことを考えます。
これがダメなのです!
ネガティブを深堀りして、不安を大きくしてしまっています。
- 例えば、同僚からの何気ない一言が、自分のことを嫌がっているのではないか?
- そうだったら、周りの人もそうなのかもしれない?
というように、考えるほどに不安材料が増していきます。
考えても事実は変わらないので、できるだけ考えないようにするしかありません。
未来に意識が向いて今を生きていない
将来のことを考えると、不安になることが多いです。
- 老後の生活は大丈夫だろうか?
- 子どもたちはしっかり生活をしていけるのだろうか?
などと考えていると、安心できる材料が全くというほどないことから、落ち込むこと必至です。
過去にとらわれていると後悔しかないし、未来に気を取られていると不安を抱くことになります。
意識を今に集中し、楽しい過去を思い浮かべて幸せな気持ちになり、予期しない未来を楽しみに考えることが大切です。
新たに経験することにおびえている
未来のことは誰にもわからないのですが、今の延長線上で考えてしまいがちになります。
しかし、その予測の殆どがハズれてしまうのです。
結果を大まかにでも予想できることは安心できますが、結果が見えないことには不安を抱えることになります。
こういうこともあって、私たちはいち早く結果を知りたくなるのです。
私たちはこれまで初めての経験の多くを親などが付き添ってくれていたので、安心することができました。
大人になるとそうはいかなくなるので、新たに経験するときはとても不安になります。
新たな経験におびえているために、不安になることが多いのです。
結果の見えないことには不安で苦しいですが、どうしようもありません。
どっしり構えて対処しましょう。
思考のクセを受け入れる
私はこれまで多くの不安を抱えて生きてきました。
将来の不安、劣等感、無力感などなど…
結局は、どれだけ考えたって、どうにもならないし、考えるほどマイナスに作用していると感じています。
これらに対処するためには、考え方が変わることでとても楽になるのです。
とはいっても、現状がよくなることはないし、作業量が減るわけでもありません。
しかし、思考のクセを受け入れることで、ムダにネガティブに考えなくなりますし、能動的に作業するようになるので、とても楽になります。
考えても仕方ない
前述したとおり、ネガティブな出来事に遭遇したときは、できること以上のことはありません。
できるとこを考え実行するしか他手立てがないのです。
それらの優先順位を考えて、順にやっていきます。
「なんとかしないと…」と焦るほどに判断力は低下し、視野狭窄に陥り不安材料が増え続けるのです。
焦って考えても仕方ないと受け入れましょう。
いいこともあれば悪いこともある
私はこれまで、私は悪いことばかりおこる不幸な人間だと思っていました。
そして、他の人は何をやってもうまくいき、充実した人生を送っていると…
私は、いろいろな著書を読んでその考えが変わりました。
多少の違いはあるのでしょうが、多くの人は自分とほとんど変わりない。
人生はいいことも悪いことも波がある。
結果、悪いことが起きても臆することなく生きていく。
マイナスのときの開き直り
これまで私は半世紀生きてきました。
その中で、思い通りにならないことが多かったように思います。
これまで、思い通りに事が運ぶことを望んできましたが、よくよく考えていると、それでは面白くないのです。
思い通りになりにくい中で、少しでもうまくいけば、とても嬉しい。
喜びを味わうには、真逆の感情が必要なわけです。
思い通りになりにくい世界に生きているという事実を受け入れることが重要です。
そして、いいこともあれば悪いこともある。
その結果、悪いことが起きたときの思考が大切になるのです。
- 悪いことが起きても悲観せず、こうなることは想定している。
- 余計なことは考えず、落ち着いてできることをやるだけ!
- 他人は他人、自分は自分と考え、他人と比べるようなことはしない。
- 目の前の悪い出来事は仕方のないことと受け入れます。
- そして、淡々と行動するのです。
- その行動も、いやいやするのではなく、能動的に!
そうすることで、より行動的になるのです。
まとめ:不安の苦しみから脱する方法は思考のクセを受け入れる
今回は不安の苦しみから脱することについてお話しました。
- 不安に陥る理由
- 思考のクセを受け入れる
未来を考えすぎることなく、今をしっかりと生きることが大切です。
他人はよく見えますが、決してそうではありません。
自分とほぼ同じだと考えます。
その中で、いいこともあれば悪いこともあって、それらが波のように繰り返されています。
なのだから、悪いことがあっても、臆せず落ち着いて対処するのです。
人生では、どんなにネガティブなことからさせようとしても、不可能です。
だったら、それらを受け入れ、能動的に対処したほうがましですね。
人生で起きる楽しいことは思いっきり楽しんで、ネガティブなことは優雅に受け流しましょう。
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