昔の昭和時代から、お金が手に入ったら貯金することが良いことだと教育されてきました。
私が、働きだした平成のはじめは、バブル経済真っ只中で、スーパーMMCという定期預金の利息が今の高配当株以上の利回り(5%以上)だった記憶があります。
さて、現在はというと、一般の銀行利息の定期預金で0.01%(普通預金の10倍)です。
これは、100万円預けて1年間の利息が100円です。税金を差し引くと80円です。
将来のための預金ですが、海外では手数料がかかってしまうところもあるようです。
日本も引き続きマイナス金利となりますが、マイナス利息までいってはおりませんけど、このまま成長が見込まれないお金を眠らせていてはもったいないですよね。
本記事では
- 将来のために堅実に貯蓄している方
- 低金利時代にお金の運用に迷っている方
- 預金の他の資産を貯める方法を知らない方
に向けて、預金以外の簡単な資産運用方法をお伝えします。
何かの参考になれば幸いです。
本記事を読み進めることで
- 貯金以外の資産の貯め方がわかる
- 貯金が最適解ではないことがわかる
- お金自身にも働いてもらおうと考える
ようになります。
少しの時間、お付き合いくださいませ。
はじめに結論を申し上げますと
- 貯金だけではもったいない
- 貯金以外にも投資してみよう(お金自身に働いてもらう)
- プロに任せるインデックスファンドへの投資がオススメ
ということになります。
詳細は後述していきます。
貯金は大事だけど…
そもそも貯金というのは、第二次世界大戦の直前、戦費調達を目的に、政府がなかば強制的に全国に奨励したシステムだったのです。
私達は、「いざというとき」を必要以上に心配してしまうために、安心感を求めて貯金します。
貯金には、「堅実」というイメージがあります。
しかし、超低金利時代の現在は、
貯金 < 投資
となっているのではないでしょうか?
お金は目的ではなく、手段である
ただ闇雲にお金を貯め込んでお金を眠らせてしまうのは、
お金の「道具としての価値」を無駄にしているということになります。
お金は利用しなければ、ただの紙切れです。
お金というのは、多くの人が価値を信じて疑わないというものです。
1万円は、1万円分の価値がある重さ1gの紙にすぎません。
口座の数字は、その残高分だけの価値があると信じられているに過ぎないのです。
要するに、お金はみんなで価値があると約束した数字であったり、紙や金属なのです。
そんなお金があればあるほど、なんとなく安心するかもしれませんが、
お金というものは、有効活用させた方が暮らしも社会も豊かになるのです。
投資・資産運用を考えよう!
投資・資産運用は、簡単にできるのも、難しいもの、リスクの大小など、様々な方法があります。
- 株式
- 債権
- 不動産
- コモディティ(商品)
- 預金
株式
株式とは、株式会社が個人や起業から資金調達のために発行する「証券」のことをいいます。
出資者のことを「株主」といって、株式の値上がりや配当金により、利益を得る可能性があります。
- 一般にハイリスク・ハイリターン
- リスク(値下がりリスク、倒産リスク、為替リスク等)
- インフレに強い
債権
債権とは、国や貴重などが資金調達のために発行する「借用書」のことをいいます。
債権を購入した「投資家」は、債権の値上がりや利息により、利益を得る可能性があります。
- 一般にローリスク・ローリターン
- リスク(値下がりリスク、債務不履行リスク、為替リスク等)
不動産
不動産には
- 住居(レジデンス系)
- 宿泊施設(民泊等)
- テナント(倉庫、駐車場、商業ビル)
- 太陽光発電
などがあります。
家賃収入や物件の売買により利益を得る可能性があります。
不動産のファンドに投資することで、間接的なオーナーになることもできます。
- 一般にミドルリスク・ミドルリターン
- リスク(空室リスク、値下がりリスク、災害リスク、売りたい時に売れないリスク等)
- インフレに強い
コモディティ(商品)
コモディティ(商品)とは、原油などの「エネルギー」、金などの「貴金属」、トウモロコシなどの「穀物」のことをいいます。
これらに投資することにより、利益を得る可能性があります。
- 一般に安全資産だが、値動きが激しいハイリスクな資産
- リスク(値下がりリスク、為替リスク、保管リスク等)
- インフレに強い
- 利息や配当はなし
預金
実は、預金・定期預金も投資商品なのです。
お金を銀行などに預けることにより、利息で利益を得ることができます。
- 超低金利
- リスク(外貨預金は高金利だけど、為替リスク)
- インフレに弱い
初心者にオススメの株式投資
私は、株式投資と聞くと、お金を増やそうと、のめり込んでいき、
最終的には、大損して人生が台無しになるイメージを持っていました。
確かにデイトレードなど売り買いを頻回に繰り返すのは初心者には難しいと思います。
今回おすすめする投資は、コツコツと積立ていく投資です。
もちろん、目減りするリスクはゼロではありませんが、
将来的に見て資産拡大の可能性が大いにあり、
預金よりも資産拡大に優れていると思います(といっても自己責任でお願いします)。
- 長期投資
- 投資信託(インデックスファンド)
長期投資
初心者の短期投資はキケンです。
ほとんどの人が、プロ投資家の養分になってしまいます。
長期投資は、資産を長期間持ち続けることで、収益を得る確率を高める投資法です。
○収益が安定する
10年以上の長期投資になると、ローリスク・ミドルリターン
○福利の力が活きる
雪だるま式に資産が増える
投資信託(インデックスファンド)
普段から、株式投資に馴染みのない投資初心者は、何をしたら良いのかわかりません。
そこで、初心者でも簡単な投資は、投資信託(インデックスファンド)ですね!
簡単にいうと、資産運用をプロの専門家に任せる投資です。
いろいろなタイプのファンドがあります
- 日本株ファンド
- 世界中株式ファンド
- 債権・不動産ファンド
日経平均、TOPIX(東証株価指数)、S&P500、ダウ平均などの指数と同じ値動きを目指すインデックスファンドをオススメしていきます
○プロが運用してくれる
○透明性
毎日資産価値を教えてくれる
○少額から購入できる
○分散投資が可能
緊急時のお金を預金して、残りは投資をしましょう!!!
通常、株式で得た利益に対して20.315%の税金がかかります。
NISAは100万円までの投資にかかる利益の税金を0円としたものです。
まずは証券会社で証券口座をつくりましょう(無料です)。
・楽天証券 https://www.rakuten-sec.co.jp/
・SBI証券 https://www.sbisec.co.jp/ETGate
・松井証券 インターネットでお得に取引!松井証券
私は、上記のどちらも開設しましたが、メインは楽天証券です。
まとめ:貯金だけではもったいない、一部を投資に回して資産を増やそう!
将来のために、預金をしている人は多いです。
現在は、預金利息が超低金利なので、以前のようにメリットがなくなっています。
- 貯金だけではもったいない
- 貯金以外にも投資してみよう(お金自信に働いてもらう)
- プロに任せるインデックスファンドへの投資信託がオススメ
ということで、投資について考えてみました。
投資は
- 株式
- 債権
- 不動産
- コモディティ(商品)
- 預金
などがあり、それぞれに特徴があります。
中でも、初心者にオススメなのは株式投資の投資信託(インデックスファンド)への長期投資です。
- 日本株ファンド
- 世界中株式ファンド
- 債権・不動産ファンド
日経平均、TOPIX(東証株価指数)、S&P500、ダウ平均などの指数と同じ値動きを目指すインデックスファンドへ、資産運用をプロの専門家に任せるのです。