他人を気にしてしまうと、落ち着かない！
ある朝、自分とは違う生き方をする人の投稿を目にする機会がありました。
その方はとてもエネルギッシュで、稼ぐことに評価基準を置いている人です。
私は、その方を尊敬してますが、同じ方向に進もうとは思ってはいません。
その理由は、稼ぐ方向に向くことで、より多くのストレスを抱えることになったり、
「心穏やかに生きていく」という私の生き方と異なるからです。
キラキラした生き方も素敵だし良いと思います。
しかし、私は地味だけど、質素倹約で無理のない生き方をしたいのです。
だけど、その方の投稿を見て、私の中の感情が発火したのです。
その感情の発火は、何か嫌悪感を感じました。
私の中に眠る稼ぐことの評価基準が反応したのです。
「自分、稼がないと低く見られて、ヤバイんじゃない？」という他人軸の価値判断が自分の中にも残存し、
一時的に不安に駆られたのでした。
今回は、他人の目を気にすることについてのお話です。
いつも私は他人の目を気にしないように心掛けてはいるものの
まだまだだなぁと感じています。
他人の目を気にして生きていると辛い人生になります。
他人の目を気にしがちな方向けのお話です。
何かの参考になれば嬉しいです。
他人の目を気にしなくする方法
他人の目を気にしなくする方法は、自分軸で生きることです。
私を含めて多くの人は、他人を気にしすぎて、自分の軸で生きることができていません。
その理由は、
- 自意識過剰
- 自己肯定感が低く、自信を持つことができない
- 嫌われたくない
- 失敗したくない
自意識過剰
他人が自分のことを常に見ていると感じてしまいます。
そして、自分を評価していると気になるのです。
誰にでも承認欲求はありますが、
それを気にしてばかりいると、自分のやりたいことができなくなります。
自己肯定感が低く、自信を持つことができない
自己肯定感が低いと自信を持つことができません。
自信がないので、常に他人の目を気にしてしまいます。
自己肯定感が低いと、自分より劣っている人を見つけないと落ち着きません。
自分より劣っている人がいないときは、陰口などで他人を陥れて、
意図的に自分より劣る人を捏造するのです。
そうやって、相対的に自己肯定感を高めようとします。
そうなると、厳しい人間関係になります。
嫌われたくない
人間は群れをなして生きてきました。
狩猟採集民の時代、獰猛な敵や飢えで死なないために蒸れることが必要だったのです。
私たちにはその時からの蒸れて生きる奉納が残っているので、
嫌われないように振る舞うことは当然のことなのです。
嫌われないように忖度して生きることは、現代では苦痛になります。
失敗したくない
集団から離脱しないようにと考えると、失敗を過度に恐れてしまいます。
今の社会は失敗の許されないような空気です。
失敗をしたら、周囲から異様な目で見られ、孤立しそうに感じてしまいます。
自分の中で失敗は許されないと考え
失敗しない方法は、下手に手を出さないこと、挑戦しないことになるのです。
これでは、成長しませんよね！
八方美人で生きてきた
私は、誰からも好かれようと八方美人で生きてきました。
ただ単に、すべての人からよく見られたいと考えたからです。
本当は嫌な頼まれごとや誘いにも断ることをしませんでした。
とにかく、何事にも一生懸命やりました。
その努力は、ある程度報われ、皆から良く見られていると思うことができたのです。
しかし、私の考えはアマちゃんでした。
一生懸命尽くしたら、その分だけ返ってくると思っていたら、
ある時手のひらを返され、トラブルを私の責任にされ、マイナス評価を食らったのです。
この時、学びました。
全員から好かれるのは無理なことだと…
後から調べてわかったのですが、
10人中、必ず1人以上からは、好かれるし、嫌われることが当たり前だったのです。
すべての人から好かれようとする考えは間違えだったのです。
それがわかってからは、他人を意識しすぎることへの非効率さを感じ、
できるだけ他人を気にしないで生きていこうと考えるようになったのです。
自分は自分、他人は他人
私たちは自分を評価するのに、他人を基準ししています。
- 自分の稼ぎは他人と比べてどうだろうか？
- あの人は高収入で家も車も立派だから、幸せに違いない
- この服、前にあの人がいる集まりに着ていたから、新しい服を買わなければならない
- 受験を失敗して、浪人は格好悪いから、どこでも良いから進学できる大学に行こう
- 気の進まない会合に周りの目を気にするあまり、イヤイヤ参加したり
他人の目を気にして生きていて、幸せなのでしょうか？
もっと、自分軸で生きれば良いのです。
他人にどう思われるか心配かと思いますが、考えているほど、気にされていませんよ！
仮に、ごちゃごちゃ言ってきたのなら、そこのお付き合いはそれまでということで。
自分を押し殺す付き合いとは距離を置くことをオススメします。
そのほうが楽に生きることができるからのです。
他人を気にして生きていても、幸せを感じることはできません。
それは他人の人生を生きていることと同じだからです。
自分の人生を生きようじゃありませんか！
自分は自分、他人は他人ということを自分に言い聞かせるのです。
いきなりは厳しいかも知れません。
少しずつ進めていきましょう。
まとめ
今回、私は、他人を気にしないようにしているにも関わらず、
他人の評価軸を気にしてしまうという経験をしました。
他人の評価軸を気にしてしまうと、ストレスになりましたし、非常に気分が悪かったです。
やはり、自分軸で生きるべきだと再認識しました。
他人の目を気にしなくする方法は、自分軸で生きることです。
私を含めて多くの人は、他人を気にしすぎて、自分の軸で生きることができていません。
その理由は、
- 自意識過剰
- 自己肯定感が低く、自信を持つことができない
- 嫌われたくない
- 失敗したくない
私たちが他人を気にしてしまう習性は、狩猟採集民の時代にはとても大事なことでした。
生命の危険から逃れるためだったのです。
今の時代は、他人を気にしすぎると、生きづらくなりますから、
あまり他人を気にしないことが大切になります。
他人を気にして生きることは、他人の人生を生きることです。
他人のことは気にしないで、自分の人生を生きましょう！
参考記事です。
