お金のことが好きでも、お金の奴隷になってはならない!
私はお金の事が大好きです。
お金持ちになれば、毎日豪遊ができて、楽しい人生を送ることができる…
という幻想を抱いていた時期がありました。
しかし、お金というのはそういう物ではないのですよね!
お金というのは、物々交換をしなくてもよく、保存が可能で、モノやサービスと交換ができる道具です。
そのお金に過剰な価値を置く人は大勢いて、中には人の心を捨ててまで、お金に執着している人もいます。
本記事では、お金に心奪われた人の話と、お金の正体についてお話します。
なにかを考えるキッカケとなれば幸いです。
お金に人間の心を売った人の話
私の妻の実家とお付き合いのあるお隣さんの話です。
お隣さんとは、かなり古くからのお付き合い。
妻が生まれる前からなので、半世紀にもなります。
そのお隣さんには、妻と同学年で頭のいい、ひとり息子がいて、
現役で東大法学部、卒業後は弁護士として活躍しています。
誰もが羨みそうな人生ですが、そうではないのです。
結婚に恵まれず、バツ2で今は3人目の妻との生活です。
この妻(家)がとんでもない。
弁護士の夫に実家と縁を切れと迫っているのです。
要は、旦那の実家にお金を流したくないのです。
なんともひどい…
先日、弁護士夫の実母がなくなったと連絡がありました。
その実母がかわいそうでいたたまれない気持ちになりました。
手塩にかけて育てた息子に会うことも許されず、孫の顔も見たことがない。
息子が結婚してからは悲しみの連続だっただろうなと考えると、とても悲しい😢
弁護士という高収入な夫を持ち、そのお金を自分以外に渡したくないという気持ちを理解することは困難です。
夫の母親が喜ぶ姿は、夫の幸せでもあり、妻の幸せなのだろうと思うのですが…
色々な人間がいますが、お金に人間の心を奪われた人が割と近くにいることに、驚きと不快な気持ちを抱きました。
お金について間違った認識をしている人が多い
多くの人がお金には絶対的な価値があると思っています。
なので、お金が全てであると考えているのです。
お金がないと不安になり、
お金があったらあったで更に欲しくなってしまう。
このように、多くの人がお金の奴隷になっています。
物の価値を値段で判断したり、
労働の価値を給料で判断しがちになっています。
自分の労働の対価そのものが自分の存在価値と思い込み、
年収を人の価値にしてしまっている。
モノや人の価値はお金では決してありません。
それなのに、無意識にお金で価値判断してしまっている現実があります。
このように、多くの人がお金の奴隷になっています。
お金があるから自由、お金がないから不自由と考えるのは間違いです。
お金というのは、ただの情報なのです。
このお金には価値がありますよという情報にほかなりません。
お金は価値を交換するための道具にすぎず、お金自体には何の価値もないのです。
紙幣はただの紙切れに過ぎないのです。
お金がないと生きていけないという幻想
ただの情報に過ぎないお金ですが、お金がなければ不安になります。
なぜ不安になるかというと、お金がなければ生活できないと思いこんでいるからです。
人は飢餓への恐怖(生存本能)があり、そして快適さや満足を得たいという欲求があります。
これらが整理されずにごちゃごちゃになっているから、不安に陥るのです。
よく考えてみればわかることですが、
生きていくのにそれほど多くのお金を必要としません。
お金への執着が不安に駆り立てています。
飢餓への恐怖がないことがわかれば、お金に執着する必要もなくなります。
お金があればあるだけ、飢餓への恐怖が遠のくと考え、
もっともっとお金がほしくなるのです。
= 結 論 =
- お金には絶対的な価値はない
- お金がなくても死なない
お金に支配されないことが重要です!
お金に関して、身の回りには多くの情報や常識っぽいことがあります。
- 勝ち組、負け組
- 収入が低いのはやばいですよ!
- お金がたくさんないと生活できませんよ
- お金さえあれば素敵なモノが買えますよ
など
メディアから流れるフレーズやセリフによって、私達はコントロールされています。
煩悩をたきつけられているのです!
まとめ
私達は、お金には絶対的な価値があると思っているので、間違った思い込みに支配されています。
世の風潮が、お金がないと生活できないと思い込ませています。
頭の中を整理してみると、生きていくのに多くのお金を必要としないことがわかります。
メディアなどから、勝ち組・負け組やお金がたくさんあれば素敵になれるなどと、煩悩をたきつけられ、コントロールされています。
結論
- お金には絶対的な価値はない
- お金がなくても死なない
お金の奴隷になって、夫の収入を独り占めしたい妻は、人間の心をお金によって奪われてしまいました。
非常に悲しいことです。
私もお金に執着してしまって、自分がボロボロになるまで、仕事にしがみついていました。
お金の奴隷になると、楽しめるはずの人生が楽しくなくなります。
人生は一度きりです。
他人の人生ではなく、自分の人生を歩んでいきましょう。
自分は自分、他人は他人なのですから…
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