醜い大人にはなりたくない!
私は、幼いとき、大人って人間の完成形だと思っていました。
子供は、いたずらをするし、よく泣く。
それに対して、大人の知識量や行いは子供から見て立派だし、泣くことがない。
成長してから気づくのですが、そんな幼い時の思いはすっかり裏切られ、大人にもいい人、悪い人がいるのだと。
そんな私も大人になってみて、自分を完成形だとは思えないほど未熟さを感じるのでした。
アラフィフになるまで、色々な経験もしてきたし、必要だと思ったところは変えてきた。
果たして、自分の完成形とはどういう人間なのだろうか?
自分が目指す方向性とは?
約半世紀生きてきたアラフィフの私にもわからないのです。
だけど、「こういうのはダメだ!」とか「こういうのは良いね!」といった要素は自分の目指すところ、目指してはいけないところとして、はっきりしています。
今回は、私が見てきた人のいいところ、わるいところの部分をお話します。
本記事では
- なりたい自分がはっきりしていない方
- 人間関係でストレスを感じている方
- なにがなんだかわからない方
に向けて、様々な人間性についてお伝えしたいと思います。
何かの参考になれば幸いです。
本記事を読み進めることで
- 自分が仕事で疲弊する理由がわかる
- 心がけていく方向性がわかる
- 自分を見つめ直すことができる
ようになります。
しばらくの時間、お付き合いくださいませ。
はじめに結論から申し上げますと
- 正しい行いをする
- 一生懸命努力する
- 他人のせいにしたり、言い訳をしない
ということです。
詳細は後述していきます。
尊敬できる人
私は、30年以上サラリーマンを継続しています。
その中で出会った人は、かなりの人数になります。
その中で、尊敬できる人のタイプをピックアップしました。
実は、思い起こすのに、相当苦労しました。
私の経験上、尊敬できる人って、あまりいないからです。
とりあえず、「こういう人って尊敬できるよ」って具合に出してみましたので、見てください。
人の話を聞いてくれる人
否定しない人
賢い人
努力する人
明るい人
立場の高さを感じさせない人
正直な人
素直な人
人の話を聞いてくれる人
人の話を聞いてくれる人は、私の周りには、最近、あまり見かけなくなりました。
たとえ、こちらが間違っているとしていても、一度、聞いてくれて、その後に否定していただけるのは、非常に良いことだと思います。
なので、私は、「何を言いたいのか」に注目して、聞くようにしています。
「私の意見を言うのはその後」に気をつけて人と接するようにしています。
否定しない人
私の経験上、頭ごなしに否定する人がいます。
自分の常識が全て正しいと思い込んでいる人。
特に、年齢が高く、役職が上の方の人に多い傾向があります。
そんな中、否定しないで、まずは人の話を聞く姿勢の人ってすばらしいと感じています。
こういう考えがなければ、新しい情報をものにしたり、成長を続けることは出来ません。
堅物には困りもの!
賢い人
賢い人というのは、勉強ができる人のことではありません。
柔軟な考え方をする人のことをいいます。
賢い人というのは、様々なものの見方をし、問題解決能力に長けています。
見習いたい!
努力する人
努力するということは、一生続くと思っています。
中には、努力をしないで、口先の話術に頼る輩がいます。
表面上、上手くいくこともありますが、本質的にはダメです。
努力することで、深みが増します。
努力しても、成果に結びつかないことがありますが、無駄にはならないのだと思います。
ふとしたところで、役立ちます。
努力を楽しむことができると、同じやるにしても、楽に努力することができます。
努力を楽しもう!
明るい人
明るい人がいると、周りに活気が生まれ、生産性が上がります。
明るく人と接すると、プラスの方向に向います。
明るいということは、プラス要素が多いので、自分から明るくなれるように心がけています。
明るく元気よく!
立場の高さを感じさせない人
役職が上でも、そこにあぐらをかかず、以前と変わらない態度の人になりたいし、目指すべきです。
「役職=能力」と勘違いする人がいます。
確かに「役職=責任」は間違いありません。
責任ある立場だからといって、偉ぶるのは良くないです。
人は、謙虚さが大事です。
初心忘れるべからずですね!
正直な人
嘘をつくことは良くないのは、誰もがわかっていることです。
しかし、中には、大人でも保身の為に嘘をつく人はいます。
本人は、嘘を言っているつもりがない場合もありますが、それを目にすると、とても残念な気持ちになります。
バカ正直になる必要はないと思いますが、基本的に嘘をつくことはいけないことです。
そんなこと子供でもわかっていることなのですが…
素直な人
素直な人は、物事の吸収力が高いです。
自分の培ってきた情報や能力をさらに伸ばす要因は、素直さです。
素直に物事を受け止め、自分で確かめ、取捨選択をすることが大切です。
尊敬できない人
私の経験の中で、尊敬できない人は、すんなり頭の中に浮かんできました。
私が受けたストレスについて思い出せば、簡単に思い起こせます。
妬み、僻みがすごい人
一度逆らうと、その後敵視する人
仕事しない人
パワハラする人
他人を見下す人
上手く行かないのをひとのせいにする人
平気な顔して嘘を付く人
精神的におかしい人
理解力のない人
否定的な人
妬み、僻みがすごい人
多くの人は、自分の生活に何かしらの不安や悩みを抱えているのだと思います。
「隣の芝生は青く見える」ので、他人は自分に比べて、裕福だと思い込んで、妬み僻みが強い人がいます。
妬み僻みをもっていると、自分は評価されていないだとか、こんなに会社の為にやっているのにと考えがちになるのです。
そうなると、いつもネガティブな話をするので、周り人たちは、ウンザリしてしまいます。
一度逆らうと、その後、敵視する人
私の職場には、表面ではいい人ぶっている人がいます。
その人は、人間関係で揉め事が多く、一度モメた相手に対し、敵視し続けます。
敵視された人は、通常の評価をしてもらえず、色眼鏡で見られます。
ちなみに、私も敵視され続けています。
仕事しない人
仕事のしない人はめんどくさいです。
能力がなくても、一生懸命仕事をやる人は、それなりに頼りにするところがありますが、仕事をしない人は、何かにつけ、文句をいい、仕事に至るまでにかなりの労力と時間がかかります。
そうなると、次からは仕事を依頼しなくなるので、業務量の差は開くばかりです。
パワハラする人
パワハラをする人は、人として最低です。
人の能力を出させなくし、会社にとってもマイナスにしかならなのですが。
そういう人の中には、勘違いする人もいて、「自分は出来る人間なのだ」と思い込んでいるので厄介です。
そういう思い込みを「ダニング=クルーガー効果」と言います。
ダニング=クルーガー効果(ダニング=クルーガーこうか、英: Dunning–Kruger effect)とは、能力の低い人物が自らの容姿や発言・行動などについて、実際よりも高い評価を行ってしまう優越の錯覚を生み出す認知バイアス。この現象は、人間が自分自身の不適格性を認識すること(メタ認知)ができないことによって生じる。1999年にこの効果を定義したコーネル大学のデイヴィッド・ダニングとジャスティン・クルーガーは、「優越の錯覚を生み出す認知バイアスは、能力の高い人物の場合は外部(=他人)に対する過小評価に起因している。一方で、能力の低い人物の場合は内部(=自身)に対する過大評価に起因している。」と述べている。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
他人を見下す人
コミュニケーションで大切なことは、他人と同じ目線になることです。
役職が付いてしまうと、自分の社会的地位が高くなったと勘違いして、他人のことを見下す人がいます。
会社の中では、そういった扱いを受けるのかもしれませんが、会社から一歩外に出てしまえば、ただのおじさんでしかないのに…
上手く行かないのをひとのせいにする人
物事は、上手く進まないことが多いです。
期待した結果にならないことは、いくらでもあります。
その原因は色々あるでしょう。
その上手く行かない原因を他人のせいにする人は、いただけません。
過ぎ去った過去は変えられないにも関わらず、ネチネチ人のせいにする人は尊敬に値しません。
私の会社の上層部にも、こういった人います…
平気な顔して嘘を付く人
自分に都合が悪くなったら、平気な顔をして嘘を付く人がいます。
幼い頃から嘘はダメと教えられてきていないのでしょうか?
嘘はダメでしょ!
それも、周りの人がわかっている嘘だとなおさらです。
嘘をつくのなら、上手にやってほしいものです。
バレバレの嘘は、見ていて気持ちのいいものではありません。
精神的におかしい人
表向きは、いたって普通なのに、蓋を開けてみると、考え方が偏った人がいました。
高学歴だったから、余計にたちが悪い。
勉強は出来るけど、コミュ力がないのです。
はっきり言って、精神的におかしい人です。
こういう人は、いくら説明しても、聞く耳がなく、自分が間違っていることを認めたくないので、色々なこじつけが始まります。
こういったのは、ムリです。
理解力のない人
理解力のない人は、厳しいです。
理解する努力をしてくれるのであれば、なんとかなりそうですが、
自分の考えを押し通すので、困りものです。
こういう人は、成長しません。
否定的な人
何かあれば、出来ない、ムリといって、否定的な人がいます。
リーダーが「これをやろう!」と方向性をしめすと、「なんで私たちがやらなければならないの?」と否定的なことを言います。
こういう否定的な人がひとりいるだけで、チームワークがとれなくなります。
尊敬できない人を反面教師にして、自分を磨く
上記のように、尊敬できない人のことを書いていると、自分の性格が悪くなったような気さえしてしまいます(笑)。
こういった、自分が嫌な思いをした(している)経験を、反面教師にして、活かしてみようと考えます。
尊敬できない人のいただけない部分を自分の禁止事項にする!
少しずつ自分にすりこんでいく
少しずつ自分をブラッシュアップ
言い訳をしない自分へ
陰口を言わない自分へ
感情的にならない自分へ
人のせいにしない自分へ
思考する自分へ
優しい自分へ
自信を持つことは大切だけど、謙虚さも忘れない!
まとめ:なりたい自分の見つけ方は、嫌悪する人を反面教師に
なりたい自分に少しずつでも近づけていくに、尊敬できる人と出来ない人を考えてみました。
尊敬できる人
- 人の話を聞いてくれる人
- 否定しない人
- 賢い人
- 努力する人
- 明るい人
- 立場の高さを感じさせない人
- 正直な人
- 素直な人
尊敬できない人
- 妬み、僻みがすごい人
- 一度逆らうと、その後敵視する人
- 仕事しない人
- パワハラする人
- 他人を見下す人
- 上手く行かないのをひとのせいにする人
- 平気な顔して嘘を付く人
- 精神的におかしい人
- 理解力のない人
- 否定的な人
全て、私の30年以上のサラリーマン生活で出会った人です。
良いところのパーツを身に着け、悪いパーツは自分から削ぎ落としたり、身に付けないようにします。
少しでもいいから、アラフィフの自分は成長したいと考えます。
一歩一歩精進するのです。
自信を持つことは大切だけど、謙虚さも忘れない!