わたしたち夫婦の共通の趣味のひとつは、旅行すること。
わたしがサラリーマンから離脱し、時間を自由に使えるようになったため、低価格で飛行機に乗れるようになり、旅行の頻度が増えました。
年に5〜6回、国内旅行を楽しんでいるのです。
さて、今回、今年初めての旅行を計画し、実行してきましたので、その時の心の中を中心にお話していこうと思います。
家族旅行は心の癒やし
旅の経緯
今回の大阪旅行は、わたしの高齢の母が変化と刺激のない毎日を過ごす中、景品目的で出向いた百貨店の術中にはまり、少し高額な商品の購入を繰り返していたことを心配したことが発端となりました。
大して欲しくもないものを物欲を掻き立てられて、つい買ってしまっている姿は、息子として見たくないので、「ムダ遣いするなら、旅行で楽しんだほうがいいよね❗」って合意し、計画したのです。
目的地は、とりあえず娘が暮らす大阪でいいんじゃないって感じで決めました。
そして妻が、「どうせなら、学生の息子2人も連れて行こうよ❗」。
さらに、「どうせなら、東京の長男も呼ぼう❗」となったのです。
母が行くときには、独身の私の妹もセットなので、総勢8人の旅。
家族は楽しい
8人が一緒に過ごせる宿泊先は、Airbnbでリノベ済みの古民家にしました。
夜は、全員でテーブルを囲んで、たこ焼きやお菓子を食べながらビールを飲んで、ドンキで買ったカードゲームや会話で楽しい時間が流れていきました。
それは、家族という柔らかく優しい空気を全員で共感できたからでしょう。
更にいうと、わたしが、これまでの常識に縛られた価値観を脱ぎ捨て、家族の意見を否定せず、受け入れることができるようになったから、心温まる幸せな時間にふれることができたのです。
サラリーマン時代は、家族や自分の時間を犠牲にしてでも、仕事に専念することが正義だと考えていましたから、心にゆとりなんてものはありませんでした。
過剰な仕事のストレスがあって、家族に八つ当たりしたり、家族の意見を聞き入れることは困難になったのです。
そうなると、家族との関係性も悪くなり、次男なんかは、わたしとの接触を避けるようにもなりました。
そんな状況から、わたしが寛容になったことで、今では、好き勝手なことを口にするようになったのです。
この旅行で、大切な家族との絆を存分に感じることができました。
本当に幸せな時間でした。
家族旅行の行動
初日
初日と最終日は、ほぼ移動に費やされます。
それでも、夜に新世界で食事をして、そのへんをウロウロしてきました。
大阪といえば、串カツです。
「串カツおうじ」でワイワイ食事と馬鹿話で盛り上がり、食後は射的とスマートボールを楽しみました。
軽く酔っていたのもあって、みんなハイテンションで、キャーキャー言って騒いでいました。
最後に通天閣をバックに記念写真をパチリ📸
その後は、部屋に戻って二次会です🍻
二日目
二日目は、今回のメインでもある、家族全員での写真撮影からスタートです。
これは、以前から妻が末っ子が二十歳になったら、家族みんなで写真を撮るという夢を語っていたので、一年早いけどやってしまえということになりました。
撮影は、大阪に住む娘の知人のあすぱらさんにお願いしました。
撮影場所は大阪城公園。
当日は、晴天となって、すべてが整いました。
さすがプロのあすぱらさんです。
光をうまく利用し、「めっちゃいいですね❗」と撮影される側を上機嫌にして、何十回もシャッターを切っていきます。
写真の出来もすばらしく、仲の良い家族を演出し、その他、仕事やSNSのプロフィールにも使える個人写真も撮影してくださいました。
大・大・大満足です✨
写真撮影が終わり、娘のマンションでたこ焼きと缶ビールを買い込んで、昼食休憩しました。
大阪に来たときに毎回買う、近所のたこ焼き屋は最高❗
休憩後は、道頓堀を散策しました。
人の多さに唖然として、一度宿に退散。
小休止して、夕方、長男は東京へ帰宅。
そして、再度、夜の道頓堀へ…
写真家のアスパラさんおすすめのお好み焼き屋さんと、かすうどんという美味しい食べ物を堪能しました。
再び道頓堀の人の多さに衝撃を受け、疲労感MAXで宿に戻って、買い込んだ食材で二次会スタート。
二日目の夜も、あっという間に更けていきました。
あぁ、幸せだー❗
三日目
三日目は神戸へ行きました。
南京町という中華街とメリケンパークを目指します。
クレープ
まず、三宮駅で下車し、近くにある「HAHAHA CREPE(ハハハクレープ)」でクレープを堪能しました。
これまでのクレープは甘く、平坦2次元のイメージでしたが、ここのは立体的で生地、クリーム、その他の食材をしっかりと楽しむことができ、感動ものです。
これまでのクレープの概念をいい意味で壊してくれました。
メリケンパーク
わたしの妹がメリケンパークに行ったことがないというので、神戸のシンボルを拝みに行ってきました。
途中、アクセサリーショップがあり、そこで妻と母が可愛らしい指輪を購入。
安価だけど、満足そうな笑顔が可愛らしかった。
そうこうしているうちに、メリケンパークに到着し、阪神・淡路大震災の傷跡展示を見学し、公園内とゆったり散策しました。
4箇所で野外ライブをやっていて、平和だなぁ…と感じたのです。
南京町で中華
南京町の人の多さに圧倒されつつ、二手に分かれて、焼小籠包と豚まんを買う人の行列に並びます。
焼く20分後、広場に合流し、熱々の小籠包、豚まんを堪能しました。
小籠包を食べるときは、中のスープから飲みます。
これが、濃厚でうまいんです。
やけどの原因にもなるスープを飲んだあとは、皮と具を楽しみます。
豚まんももちろんうまいです。
大阪の豚まんといえば556ですが、地元の人の情報では、南京町の豚まんのほうが好きという。
間違いなくうまいです❗
南京町の中華を存分に堪能したあとは、宿に戻って、宴会で夜を楽しみました。
最終日
最終日はなんばに行き、千日前商店街で調理器具を物色して、いくつか購入しました。
昼食に油そばを食べたのですが、麺がもちもちして、美味しかったです。
食後、名残惜しかったのですが、娘と別れ関西空港へ向かいました。
涙ぐむ娘はさみしく感じたに違いありません。
最後に
今回の旅行を振り返ると、わたしが仕事をやめざる負えなくなったことに感謝したいくらいです。
そこで、わたしの価値観が大きく変わり、これまでの常識を疑い、他人を気にすることの生きづらさを理解できるようになりました。
その他、自分以外の意見を否定するのではなく、受け入れることができるようになり、さらにその許容力が大きくなっています。
これまでに辛いことや、苦しいこと、大変なことばかりでしたが、人生は捨てたものじゃない。
捉え方次第で良くも悪くもなるのです。
だったら、よくなる方がいいので、ポジティブな考えを心がけます。
大切なのは、人よりもいい暮らしをすることじゃない。
他人も自分も大切にして、軽い心で一生懸命に生きていくこと。
何事にも感謝の気持ちを忘れず、楽しく過ごす。
人生はあっという間に終わってしまいそうですが、懸命に楽しく豊かに過ごしていこう。
楽しいことをみんなで分かち合うのって最高だ❗
参考記事