読書を習慣にしている人はどれだけいるのでしょうか?
私の周りには誰もいないですが…
そんな私も、約50年、読書をする習慣がありませんでした。
それもそのはず、「読書って楽しくない」と思っていたからです。
なぜ楽しくないかというと、テレビや動画などの視覚情報みたいに、ダイレクトに入ってきません。
文字情報を音情報に変換して後に入ってくるので、効率が悪かったのが原因です。
それでも、読書の大切なことを理解できたので、改心して、少しずつですが、読書を習慣にしていきました。
そして、苦労して読書している私が、ある種の読書技術を習得できたかもしれないのです。
本記事では
- 読書を好きになれない方
- 読書するのが遅い方
- 読書に苦労している方
に向けて、読書上達についてお伝えします。
何かの参考になれば幸いです。
本記事を読み進めることで
- 読書が楽しくなる
- 読書スピードが上がる
- 読書の理解度がアップする
ようになります。
しばらくの時間、お付き合いくださいませ。
はじめに結論を申し上げますと
- 読書は続けることで読むスピードがアップする
- 興味を持って読み進めることで、理解しやすくなる
- 著者を盲信しすぎることなく、自分の意見も持つ
ということになります。
詳細は後述していきます。
読書とは
「本とは、『著者の頭の中身』を忠実に再現したもの」
「読書とは、それを自分の脳に忠実にコピーすること」ではなく、価値を感じること
習慣的に大量の本を読んでいる人たちにとっては、けっこうあたり前の感覚なのだと思います。
大切なのは、その本を読んだ結果として、知識や発見のひとかけらが頭の中に残ることです。
ほんの断片でもいいのです。なにか印象的なことが1つでも残ったなら、その読書は成功したと考えるべきです。
「全部残さず取り込んでやろう」と欲張らない。
1冊を深く読むのではなく、たくさんの本から「小さなかけら」を集めて、「大きなかたまり」をつくっていく。
とあるコラムに掲載されていました。
私は、今まで読書して、頭にたたみこもうとばかりしていました。
その挙げ句、なんとなく記憶に残っている程度。
非常に効率の悪い読書をしていました。
だけど、読むスピードは、読んだ本の量で変わってくるという研究結果もあるということで、めげずに毎日、少しずつですが読書を続けていました。
読書が苦手な私
効率の悪い読書をする私ですが、読むスピードが遅いです。
その大きな理由は、言葉を理解するのに音に置き換えているからです。
重要なのは、その言葉が表している意味であって、イメージのほうがうまく表せるし覚えられるのです。
その他の読書を不得意の理由は
- 集中できない
- 楽しくない
などです。
集中できないのは、文字を追っていると他のことに意識を取られてしまったりします。
そうなると、内容が理解できなくなり、ただ読んでいるだけになって、眠くなります。
楽しく感じられないのは、一字一句読んでしまっているからです。
文字変換し理解まで時間がかかり苦痛に感じてしまいます。
読書が苦手な私も、読書の重要性はわかっているつもりです。
知識を得るには、本がいいと思っています。
なので
頑張って読書を習慣にしていますし、
読むのが遅くてもいいから、続けようと考えてきました。
少しは早く読めるようになったようだ
私は、上記の本を初めて一日で読むことができました。
今までは、早くても数日かかっていました。
読みやすかったこともありますが、それでもこんなに読んだことはありません。
賞味3時間くらいです。
この本を読んで感じたことは
- 早く読もうとか、完璧に理解しようとか思わない
- リラックスして読んだ
- 気楽に読んで、意味を感じるようにした(「Don’t think. FEEL!」byブルース・リー:燃えよドラゴンより)
私は、早とちりで上記の本を購入しました。
ミニマリストなど、様々な生き方に興味を持っている私は、上記著書のタイトルを勘違いしました。
「月100万円で楽しく過ごす」を「年100万円で楽しく過ごす」と勘違いしました。
勘違いしながら、興味を持って本を読み勧めていると、なんとなく筆者の言うことが私の想像と違っていることに気づいたのです。
「収入が少なくてもどうのように工夫して楽しく過ごしているのだろう」の答えを求めていたのですが、そうではなく、サラリーマン以外で収入を得るにはという内容でした。
それでも、興味を持って読んだせいか、すらすら読み勧めました。
それと、自然と音に変換しないで、読んだので、疲労感もなかったのです。
「あらっ、スラスラ読めるんだぁ」と感じました。
活字恐怖症が活字好きに近づいた瞬間だったのかもしれません。
すらすら読めると、読書って楽しく感じます。
まだ、はっきりわかりませんが、読書技術が向上したのであれば、嬉しい限りです。
今後の読書量が増すことは、知識が増えることになるので、とても助かります。
積読の本と電子書籍が多くあります。
これらを読み勧めて、一度読んだ本を読み返しができると、さらに嬉しいですね。
がんばりますよ!
遅読の理由
私が遅読だった考えられる理由として
- 音読していた
- 早く読もうとしたときは、早口音読 ー 頭に入ってこない
- 何度も戻って切り返し読み
などでしょうか?
やはり、音読で変換してからの理解なので、非効率でした。
音読をしていたので、早く読み勧めたいときは、早口にしていました。
集中力を必要とするので、ひどく疲れました。
それに、早く読んでいるだけなので、頭に入ってきません。
なので、逆戻りして、読み直しでさらに非効率。
音読しないようにします。
そして、活字から直接イメージできるようにします。
そうすることで、必然と読むスピードは上がりますし、理解度もアップします。
今までの読書方法とは、違うものになるのです。
まとめ
読書スピードが遅い私は、めげずに読書を続けたことで、読むスピードが上がったかもしれません。
音読をせずに、活字を直接取り入れることで、速さと理解度が改善します。
これで、活字嫌いが活字好きに変わるかもしれません。
読書は人生において、とても有益な行為です。
ストレス解消方法としても、優れています。
今では、スマホでも電子書籍を読むことができるので、スキマ時間を利用して、読書をすることが可能です。
読書で有益な情報を手に入れ、今後の人生に活かして生きたいと考えます。