ユーザー車検はとても簡単だった!
車は金食い虫です。
できるだけお金がかからないようにしていても、避けて通れないのは、
- 燃料費
- 税金
- 車検
です。
燃料価格が上がる度に、心を痛めていては、さらに損です。
仕方のないことなのだから、受け止めるしかありません。
一喜一憂しないことです。
毎年の自動車税も、車を所有している以上、問答無用で支払わなければなりません。
車検は、新車であれば3年後、あとは改造車意外は3年毎に行う必要があります。
多くの人はディーラーもしくは、整備工場で行っています。
私は、自動車の運転歴が30年以上で、車検は15回以上の経験があります。
そのすべてを整備工場に依頼していました。
だいたい10万円前後の車検費用を要しました。
私は3年前に2年落ちで、フリードを購入しました。
今回は、2回目の車検になるのですが、思い切ってユーザー車検に挑戦してみました。
わからないことだらけでしたが、一つずつクリアして、無事にユーザー車検を終えることができましたので、そのお話をさせていただきます。
何かの参考になれば嬉しいです。
ユーザー車検は簡単です
結果的には、ユーザー車検というものは簡単に行うことができました。
- ネットで検査予約
- ヘッドライト・ウインカーなどの灯火装置、ウォッシャー液をチェックする
- 運輸局で検査する(書類も支払いも現地でできる)
- 書類は自分で記載
わからないことだらけ
よし、ユーザー車検にチャレンジしよう!と思い立ち、調べ始めました。
色々な情報が飛び交っているように感じたので、少し混乱しました。
事前に民間の予備検査場(テスター屋)でテストするものだと記載したサイトがありました。
「そうなんだぁ…」と途方に暮れていたら、前回車検を依頼した整備工場から営業の電話がありました。
というように、ひょんなことから、直接運輸局の検査場へ行けばいいことがわかりました。
手続きも小難しいかと思っていましたが、調べていくうちに、現地でどうにかなることがわかりました。
車検には自動車重量税がかかります。
その支払についても、現地で手続きできることがわかったので、あとは、ヘッドライト・ウインカーなどの灯火装置、ワイパー、ウォッシャー液を自分で点検するだけでした。
なんだ、わかってくると、簡単だ!
書類についても、手数料(数百円)を支払えばやってくれるといいます。
でも、記載方法は掲示してあるので、それを見ながら記入欄を埋めていくことはできるのです。
書類の記載は自分でできます!
料金が激安
いつも、整備工場に車検を依頼すると、10万円前後かかります。
ディーラーになると、15万円かかったりします(私の勝手な想像です)。
今回、ユーザー車検でかかった費用は、37,110円でした。
内訳
- 自賠責保険量(24ヶ月):20,010円
- 自動車重量税(エコカー対象車):15,000円
- 印紙代:2,100円
いつもより、5万円以上安く済みました。
激安でしたが、いつも整備工場がやってくれている、ブレーキパッドなどの点検や下回りの処理、清掃などのサービスがありませんので、必要であれば後で自分でやるか、整備工場に依頼するしかありません。
今回、学んだこと
ユーザー車検は簡単にできることがわかりました。
今回、2つの失敗があったので、次回から気をつけたいと思っています。
- ホイールキャップを外す
- 排ガス検査の時、EVモードにならないようにする
ということです。
検査員の方がタイヤのホイールナットを金槌で打鍵するので、ホイールキャップを外しておく必要がありました。
排気ガス検査のとき、EVモードになり、エンジンがストップしてしまいました。
今回は、一度スイッチをオフにして、再度スイッチをオンにしたら、エンジンが始動し、無事に排気ガスの検査ができました。
ハイブリッド車には、整備モード(メンテナンスモード)があるので、それを習得する必要があります。
わからなくても、一度切って、再スタートすれば何とかなりそうです…
ユーザー車検の手順
ユーザー車検の進め方は以下の通りです。
- サイトで予約
- 必要書類の準備
- 検査
サイトで予約
ユーザー車検を行うには、始めに予約が必要になります。
自動車検査インターネット予約システムで予約をします。
はじめてご利用の方は、「アカウント登録」へ進み、新規にアカウント作成してから、システムへの再ログインをして、希望の日時の空きを確認してから、空きがあれば予約できます。
必要書類の準備
ユーザー車検に必要な書類は以下の通りです。
- 自動車検査証(通常、車載しています) → 持参しました
- 自動車税納税証明書(登録自動車は提示の省略が可能) → ネットで納税していたので、今回はいりませんでした
- 点検整備記録簿 → 準備しませんでした(窓口で聞かれましたが、ありませんと回答しました)
- 自賠責保険(共済)証明書 → 現地で加入できますが、別で更新し持参しました
- 自動車重量税納付書・印紙 → 現地で調達できます
- 継続検査申請書(3号様式) → 現地で調達できます
- 自動車検査票・手数料納付書・印紙・証紙 → 現地で調達できます
検査
運輸局の点検場で検査をします。
- ヘッドライトの照射範囲(光軸)
- スピードメーターの誤差チェック
- サイドスリップ検査
- ブレーキの効き
- マフラーに関する項目(排気音量やガスの濃度)など
その他、エンジンルームの確認、ヘッドライト・ウインカーなどの灯火装置、ワイパー、ウォッシャー液、タイヤの減り・劣化、ガラス等は、検査場の手前で担当者によって行われます。
検査後
すべて問題なく検査が終了したら、検査場を出て、受付に書類一式を提出すると、車検証が交付されます。
これで終了となります。
不合格の場合
不合格になった場合は、不合格になった項目を整備し、再検査を受けます。
検査場の近くに整備工場があったりするので、そちらで修理や調整することができるようです。
私が検査受けているときにも、フォグライトが点灯しなかったということで、不合格になった人が、フォグライトを外して再検査に来ているのを目にしました。
まとめ
私は、初めてユーザー車検をやってみました。
経費が半額以下に抑えることができたので、やってよかったと思います。
どうしても、初めてのときはわからないことが多いので、なかなかチャレンジする気になりません。
それでも、支出を削減の威力がすごいので、やってみることをオススメします。
流れはこんな感じです。
- ネットで検査予約
- ヘッドライト・ウインカーなどの灯火装置、ウォッシャー液をチェックする
- 運輸局で検査する(書類も支払いも現地でできる)
- 書類は自分で記載
私は、いつも整備工場で行っていましたが、そのときは10万円くらいでした。
今回のユーザー車検の費用は、、37,110円でした。
半額以下です。
まぁ、最寄りの運輸局まで車を持っていく必要があるので、私であれば、半日時間が取られます(移動時間:片道80分、書類作成・事務手続き:30分、検査時間:40分)。
あとは、自動車整備工場のサービス(ブレーキパッドなどの点検、清掃)が受けられないことが、ユーザー車検と一般車検との違いになります。
車を運転するときは、車の状態に気を配るのは当然のことなので、異音など、様子がいつもと違うときは、チェックすることをおろそかにしないようにすることです。
ユーザー車検にチャレンジしたいと思うのであれば、やってみた方がいいでしょう。
「初めてです!」と係の人に伝えると、優しく面倒をみてくれます。
なので、大丈夫です。
なんとかなります。
浮いたお金で美味しいものでも食べたら如何でしょうか?
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