性格にもよりますが、多くの日本は不安・恐怖を抱きやすい傾向にあるようです。
それは、遺伝子が影響していて、日本人にはSS型やSL型が多く、ネガティブ傾向になるとのこと。
私もそっち系で、不安・恐怖を抱きやすく、小さなことがきっかけで、マイナス妄想を膨らまして苦しむタイプであります。
最近では、食事・睡眠・運動をすることで前を向くことができるようになりました。
しかしながら、特に寝不足時にはネガティブに陥りやすく、心がすり減ります。
そんなとき、あらたな思考法でビビリな性格を克服しようとチャレンジすることになったのです。
本能を理解する
先日、動画のレコメンドに上がった番組に興味をそそられました。
それは、脳に関する講演動画でした。
米国の脳科学者、ジル・ボルト・テイラー博士本人の実体験からわかった脳機能についてです。
動物脳と言われる大脳辺縁系が機能することで不安を抱くようになります。
それらの機能が、不安・恐怖などのネガティブに傾くこれまでの状況のメカニズムを理解することができるのです。
脳は左右にそれぞれ独立しており、それを脳梁が繋いで情報の受け渡しをしています。
左の下側が不安を発する機能を有しています。
逆に、右側の脳が自由な発想をする機能を持っているのです。
思考で不安と恐怖を対処する
何も考えないで、流されるままでいると、不安に苛まれることになります。
だとしたら、思考の仕方でどうにかなるのではないか?と思うわけです。
不安を感じた場合、左側の脳が不安を発していると気づくことで、俯瞰することができ、少しは楽になります。
さらに、「この湧いてきた不安はそれほど脅威ではない」と考えることができるのです。
不安を排除しようとすると、かえって痛みが大きくなり、苦しむことになるので、湧いてきた不安は受け入れる他ありません。
不安が苦痛に感じる場合は、左脳が活発なので、右脳に意識を集中させてみます。
そして、左の上の脳で思考します。
この部位は、論理的に考えることができるので、「この不安は脅威ではない」ということが理解できます。
この事実を自分自身に言い聞かせます。
そうやって、思考で感情に流されないように練習を積み重ねていくのです。
お酒で機能低下
先日、実家でバーベキューをしました。
普段はアルコール摂取をしませんが、楽しいイベントのときは飲んだりしています。
アルコールが体内を巡って行って、ある時点から、脳機能が低下し、不安が薄らいていることがわかりました。
やはり、脳の左下側の部位が機能しなければ、不安や恐怖は低下するのですね。
なんか面白いと感じました。
それはよかったのですが、アルコールは睡眠に影響を及ぼすため、翌朝はネガティブに傾いて一日をスタートすることになったのです。
それでも、運動と思考で良い一日にすることができました。
さきほどの、ジル・ボルト・テイラー博士の著書を買ってみたので、リンクを張っておきますので、参考にしてみてください。