色眼鏡で見ない!
私達夫婦が今回の旅行で利用した宿泊先は、民泊です。
民泊といえば、airbnbでしょう。
できるだけ条件に合う宿をスーパーホストから探し出します。
そして、立地及び料金を確認して決定します。
これまでも数回エアビーを利用してきましたが、
今回のように、ホストと一緒の家で寝泊まりするタイプは初めてでした。
今回は、倉敷旅行で利用した宿の話を中心にお伝えします。
何か参考になれば嬉しいです。
大きな愛で包まれた家でお世話になる
今回の民泊は、いわゆる民家にお世話になるスタイルです。
ホストが生活している中にお邪魔をします。
これまで、玄関からすべてセパレートされたスタイルの民泊でしたのでドキドキです。
エアビーのページによると、田んぼの中にある一軒家のようで、
大きくなって家を出たお子さんが昔使っていた部屋を使わせていただく感じです。
そして、猫が2匹、犬1匹を家の中で飼われている情報です。
広島空港からレンタカーで1時間半(高速道路利用)でした。
ホスト宅に到着すると、通る大きな鳴き声で家の中から犬が吠えています。
それで私達が到着したことがわかり、ホストのご主人が出迎えてくれました。
挨拶をし、軽くオリエンテーション的なことをしていただきました。
初日は到着が夜でしたので、会話もそここに、風呂に入って就寝。
翌日からの2日は、夕方、一緒に食事をし、団らんさせていただきました。
まるで仲の良い親戚の家のよう
ホスト夫妻は、どちらもおおらかな方で、会話をしていて、心地いいです。
こちら側の話を受け入れてからの会話になります。
まったく否定されることがなく、そして、全てが肯定されるわけでもありません。
こういう考えもあるんだねといった感じで、
世の中にはいろいろな人が存在していることを知っているのです。
ホスト婦人が息子さんの話をしてくれて、その中の「今、うまくいっていなくても、それは将来に関係していることなんだよ!」という言葉に心が打たれました。
私もそのように考えていて、それを実際に経験しているホスト家族の話は素敵でした。
ホスト夫妻は、独身時代に海外を含め、一人旅を多く経験しているようで、
外国人を含む多くの人たちと交流をしてきています。
そんなご夫婦なので、常に笑顔で接してくれて、
まるで温かい毛布で包まれている感覚がしました。
ホスト婦人は、話すネタが豊富にあるので、会話が途切れることはありませんでした。
こちらが話をすると、そのことについて、判断することなく、
それに絡めたホスト夫妻の話が展開し、
私達夫婦もここ最近ではこれほど会話したことがないくらい、
たくさん話しをして楽しませていただきました。
盛り上がる会話ってとても楽しいと感じるのでした。
妻は、この旅行でホスト婦人と一緒の時間が一番楽しいと言うくらいですから、
あたたかく、柔軟な考えを持った人生の先輩との会話は、
私達の心に栄養を与えてくれました。
感謝をし、感謝されると幸せ
ホスト婦人の話のところ府所に、「ありがとう」という言葉が多く出てきました。
人に施されて「ありがとう」と言い、
人のために施して「ありがとう」と言われることは幸せだから、
このように毎日生活していると言っていました。
ご主人にも「ありがとう」と何度も言う姿を見ました。
ホスト夫婦は「感謝すること」を大切に考えているのでした。
ホスト婦人曰く、
人生は必ず向かうべきところへ進んでいる。
だから、今はムダや失敗しているように見えることでも、
それは未来につながっている。
私が仕事で苦労した結果、現在無職でいることに対してもホスト婦人は、
「心身が壊れる前に辞めてよかったでしょ!」と言ってくれました。
これまで、「辞めてどうすんだ?」と言う人が多かったから、とてもありがたかったです。
私がこれまで人生について考えてきたことをあっさりと言ってくれました。
私が無職であることや、家族のこと、家のことなど、常識や観念にとらわれることのない会話は、
とても清々しく、楽しいものです。
色眼鏡を通さないやり取りは、素晴らしいと思いました。
私は今回の旅行で学んだり感じたりしたことは、
- 決めつけないこと
- 流れに任せてみること
- 否定しないこと
- 人とオープンに接すること
- 今の失敗も未来につながっていること
- 感謝すること
- 楽しく生きること
です。
精進していこうと思います。