世界の裕福な国ランキング堂々の3位になっているのは日本です。
お金持ちの国、日本なのです。
しかし、どうしたことか、世界幸福度ランキングでは、なんと56位!
え゛〜っっっっ???
お金持ちなのに幸せではないのか?
そもそも、私達一般人はお金持ちではないのか?
そう、お金の余裕なんてないのです。
周りの人は、お金に苦労していないように見えるのですよ!
隣の芝生は青く見えるというやつです。
素敵なマイホームや車を所有していたり、そんな生活を羨ましいと思ったりするものです。
しかし、内情はそんなに楽勝ではないと思います。
金銭的に楽勝な人は、本の一握りではないでしょうか?
最近までの日本の社会では
- 終身雇用神話
- 昇給制度
が当たり前と考えられてきました。
若い頃の給料が安くても、歳を重ねていくと、そこそこもらえる額も多くなります。
未来の増える給料を想定するので、家や車などの大きな買い物をしたり、給料が増えるたびに、生活水準を上げるのが当たり前のように、使うお金が増える人も多くいると思います。
現在では、昭和時代の王道が崩壊し、収入は減り続け、税金や社会保険料など、給料から天引きされる額は、年々増えていき、可処分所得、いわゆる手取り額が少なくなる傾向にあります。
そんな中で、お金に関する不安を抱く人も多くなるだろうと思うのです。
本記事では
- 収入を得ているのに、お金がない方
- 収入が少ない方
- お金の不安がある方
に向けて、お金を節約する方法をお伝えします。
何かの参考にしていただければ幸いです。
本記事を読み進めることにより
- お金の不安はヤバイことがわかる
- お金の節約方法がわかる
- 自分がいかにお金を使っているのがわかる
ようになります。
しばらくの時間、お付き合いくださいませ。
はじめに結論から申し上げますと
- とことん節約に努める
- 必要でないことをやめる
ということです。
詳細は後述します。
お金に関する不安はヤバイ
いくら働いても、支出が多いため、お金に余裕がなかったりして、常にお金のことを心配していると
- 見た目が老ける
- 思考力が低下する
- 痛みが出たり、増したりする
ようになることが、研究で明らかになっています。
経済的なストレスは、健康面にも悪影響が出てしまうのです。
なので、経済的なストレスを解消する方法を見つけ出し、健康的な生活ができるように、積極的に取り組むことが大切です。
経済的ストレスを解消するための節約方法
節約をするために、心がけることは
- 支出しているものを、本当に必要か、そうでないかを確認する
- 無駄と判断した契約等はやめる
- 契約等を変更して支出を抑える
です。
とにかく、支出を抑えることです。
やることはとてもシンプルです。
ですが、昔から常識だと思っていたことを、考え直さなければなりません。
できる範囲で実践しましょう。
節約できる項目
- マイホーム
- 車
- 生命保険
- 携帯電話
- 外食
- 新聞
- 衝動買い
などです。
順を追って解説します。
マイホーム
多くの人が、人生の中で一番大きな買い物になるのが、マイホームです。
賃貸で毎月数万円支払うのなら、自分の家を購入したほうがいいと考える方も多いと思います。
これは、不動産会社が、家を売るために言っているだけです。
実情は、夢のマイホームを持つことで、安心感があり、家族の幸福感が上がると想像し、建てられると思います。
家のように、大きな買い物をするときは、金銭感覚が麻痺し、様々なオプションや家財道具などをこの機会に購入するので、さらに購入経費が大きくなります。
しかし、金銭面をよく考えてみると、新築のマイホームは、初めて玄関を入った瞬間に資産価値が2〜3割下がってしまいます。
新築マイホームは、多額のコストが上乗せされて、売られているのです。
仮に、建てた家を売るにしても、自分が支払う金額よりも相当下回ります。
新築のマイホームの資産価値はマイナスと考えたほうがいいでしょう。
その他、住宅ローンの利息もあるので、資産になるどころか、負債がとても大きく、家計をかなり圧迫してしまいます。
その他、固定資産税や家の修繕も負担になるので、賃貸と購入では前提条件が異なるります。
それでも、マイホームに価値を感じているのであれば、いいと思いますが、冷静に考えてからの購入をおすすめします。
新築マイホームは、家計を圧迫します。
金銭感覚が麻痺しやすいので、冷静な判断が必要です。
車
車も家と同じく、大きな買い物です。
交通の便が良い都市部に住んでいる場合は、車が必要ない場合があります。
そういう方は、たまに使う程度であれば、無理して所有することはないです。
まずは、必要かどうか検討することが必要です。
車を購入する場合、新車で購入してしまうと、価値が大きく下がるケースは多いです。
程度のよい中古車の方がコスパはいいです。
移動手段のための車であれば、断然中古車をオススメします。
見栄を張って、いいクルマの乗っていては、家計は火の車になります。
自分にあった車を選択しましょう。
車を持ったら、保険に加入しなければなりません。
保険は対人対物無制限は必須です。
車両保険は万一、事故で利用すると保険料が一気にがるので、使わないことが多いと思います。
そのように使い勝手が悪いので、車両保険は不要です。
必要最低限にすることで、4〜5万円保険料を抑えることができます。
参考記事:中古車のメリットとデメリット【フリードプラスの中古車を購入】
生命保険
日本では、生命保険の加入は当たり前の風潮があります。
みんなが加入している生命保険ってなんでしょうか?
それは
契約期間に自分が死ぬと勝つ不幸のギャンブル
なのです。
「もしもの時のために保険に入る」と言いますが、がんで死亡する割合は1%よりも低い確率です。
それを聞くと非常に割の悪い事がわかります。
「安心のために」と言われる人がいますが、病気は保険を加入することで治るものではありません!
保険会社は、CMをバンバン流しています。
悪い言い方をすると、不安を煽るためです。
そうすると、安心を求めて、保険に加入する流れです。
そんなものですから、保険会社は非常に儲かる訳です。
生命保険が必要な場合は、掛け捨てで十分です。
保険は、感情が入りやすく、冷静さを失いやすいですが、保険が必要と考える方は、支払額と保証内容を確認し、冷静に判断して、掛け捨て保険の加入がベターです。
携帯電話
大手携帯電話キャリア(NTTドコモ、au、ソフトバンク)と契約していると、毎月6〜7千円かかっているのではないかと思います。
そんな大手キャリアから、格安業者に契約を変更するだけで、4〜5千円支払額を低く抑えることができます。
それも、一人分です。
年間に換算すると、かなりの金額の差が生じます。
少し、手続きが必要になり、労力を要しますが、そんなに難しいものではありません。
これは、ネットで検索していただければ、いくらでも情報を入手できますので、やるべきかと思います。
参考記事:【わからない人必見!】docomo、auの料金を簡単に安くできる方法
外食
忙しく、疲れたので、夕食の支度はやりたくない日もあるかと思います。
その様な日の食事を外食にしたい、もしくは実際に外食に出かけている方もいると思います。
この外食を多くしていると、あっという間に財布からお金が飛んでいってしまいます。
外食は出費がかさみます。
一人暮らしであるのならまだいいですが、家族での外食はかなりの出費です。
はじめからイベントとして予定されているのであれば、仕方ないですが、これが頻回であるのなら、すぐに考えを改めた方がいいです。
疲れて、家事から逃れたくても、簡単なもので済ますとかの工夫が必要です。
家族でも外食の出費は本当に家計に大きな影響があります。
新聞
「社会人は、新聞を読むものだ!」と思って、新聞を定期購読してましたが、これがなかなか読まないのですよ。
月々3千円以上の金額を支払い、毎朝配達してもらっていました。
それなのに、ほとんど読まないで、古新聞が溜まっていく状態でした。
新聞記事の内容も、テレビで報道されているのと変わりなく、インターネットからでも情報を入手できますので、新聞は必要なしと判断しました。
新聞をやめることに関して、「特売チラシを見ることができなくなる」と嫁は言いましたが、10円20円安く買い物しても、新聞代には遠く及ばないと説明しました。
そうすると、納得してくれて、朝、玄関ポストに新聞が入らなくなりました。
この固定費もかなり大きく、年間3万6千円を節約できます。
2年間に換算すると、嫁が欲しがっているバッグを購入できるのです(笑)
衝動買い
買い物に出かけると、ついつい、いらないものまで買ってしまうことがあります。
定価1万円が半額になっていたりすると、興奮して、いつかは使うだろうなどと、都合のいいように考え、衝動買いしてしまいます。
これは、安く購入できたとしても、利用しないのであれば、ただドブに捨てたと同じことです。
物そのものの価値にこだわらずに、金額だけに執着してしまったがためにやってしまう行為です。
今までほしかったものが安くなっているのなら、興奮して購入でもいいですが、使わないものを使うだろうと想定するのはいただけませんね。
私がそうなので、反省し、改心しました。
無駄な支出は極力避けましょう!
参考記事:浪費をなくし、消費を工夫してお金を産む
まとめ:節約の方法7選
経済的ストレスを抱えると起こるリスクは
- 見た目が老ける
- 思考力が低下する
- 痛みが出たり、増したりする
などです。
お金で苦労しないために、支出を考え直してみましょう。
なかなかお金がたまりませんが、まずできることは、できるだけ支出を抑えることです。
節約のために見直してみることは
- マイホーム
- 車
- 生命保険
- 携帯電話
- 外食
- 新聞
- 衝動買い
です。
必要なことか、なくてもいいことかを見極めることが重要です。
過去の常識に流されないように注意してください。
ほかに、収入を増やすことができれば、一番簡単ですが、ここは困難なところです。
収入があっても、サラリーマンは、源泉徴収という無理やり取り立てらてます。
社会保険料、厚生年金は段階的に上昇を続けています。
そうなると、手取りが少なくなります。
その中から、生活費を賄うわけですから、支出を極力抑えなければ、生活のゆとりも生まれません。
それどころか、毎月の支払いが大変なことになります。
支出には
- 消費:生活するために必要な出費
- 浪費:心を豊かにするための出費
があります。
消費は、必要最低限となるように工夫するようにしたほうがいいです。
浪費は、我慢して、限りなくゼロに近い額にするように努力するべきです。
そのほか、家計の収入と支出を把握して、家計の状況をイメージできる方が、節約しやすくなります。
家計簿アプリは無料で利用できるので、導入をオススメします。
我が家は「家計簿Zaim」を使って管理しています。
人に良く見せようとして、見栄を張って、いい車を買ったり、洋服にお金をかけすぎたりの浪費をしていては、家計が行き詰まる危険があります。
人の目を気にせず、身の丈にあった生活スタイルを構築して、収入と支出のバランスを考えましょう。