私は昔から近視でしたので、小学2年生でメガネをかけました。
子供の頃はチョロチョロ行動が落ち着かなく、レンズの今のようにプラスチック製でなく、ガラス製のレンズでしたので、よく壊していました。
高校生になって、スポーツするときにメガネの煩わしさを大いに感じましたので、コンタクトレンズ(ハード)を5万円でつくりました。
当時はすごく高額でした…
私は、すでにコンタクトレンズを30年以上愛用しています。
本記事では
- コンタクトレンズを安く購入したいと思っている方
- これからコンタクトレンズを使用したいと考えている方
に向けて、できるだけ安く購入する方法と、注意することをお伝えします。
結論から申し上げますと
- インターネットから購入するとやすくできる
です。
しかし、気をつけなければならない事もありますので、
最後まで、お読みいただければと思います。
はじめは眼科専門医にしっかり診てもらおう
コンタクトレンズをつくるときは、眼科専門医に診てもらいましょう。
コンタクトレンズは、医師免許を持っている人であれば、だれでも処方できます。
まちなかのビル内にあるコンタクトレンズショップの近くで営業しているクリニックなどは、無資格のスタッフにレンズをあわせてもらって、最後に専門外の医者が目の顕微鏡を覗いて、異常な無いことを確認して、一丁上がりって感じ。
この時に、眼科専門医だったら見逃すことのない目の異常があれば見つけることができます。
確率的には、低いことですが、目の専門家に診てもらっった方が良いと思いませんか?
定期検診を受けよう
眼科専門医のもとで、コンタクトレンズをつくったら、定期検診はきちんと受けましょう。
殆どの場合、何の異常もないとは思いますが、初めてコンタクトレンズを作った人は、使用が軌道に乗るまでは、眼科専門医のお世話になりましょう!
コンタクトレンズは高い!
以前のコンタクトレンズの価格は、今と違って、かなりしました。
私はその当時、クリニックで処方してもらい、併設されたショップで、購入していました。
クリニックの医師の知り合いのコネで、コンタクトレンズの価格を割り引いてもらっていました。
それでも、かなりの料金を支払っていました。
そして、コンタクトレンズをもっと手軽に買えないものかとかんがえていたところ、
ネットショップでの取り扱いがあることがわかりました。
価格もお安い!
処方箋なしでコンタクトレンズを購入できる
コンタクトレンズを手にするには、医師から発行してもらった処方箋を持って、コンタクトレンズのショップで購入する必要があると思っている人は多いと思います。
私もずっとそう思っていました。
しかし、ネットショップでコンタクトレンズを購入する際、処方箋は必要ありません。
そもそも処方箋とは
「処方箋医薬品」を購入する場合に必要な書類なのです。
要するに、病院を受診したときに出される薬のこと。
それでは、コンタクトレンズってなんでしょうか?
コンタクトレンズは
「高度医療機器」に分類されます。
病院の薬は、国家資格を取得した薬剤師が取り扱うことになっていますが、
高度医療機器の取り扱いは、1日の講習会に参加するだけで可能になります。
このことは、医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(旧薬事法)で定められています。
眼科から販売店に渡される書類は「装着指示書」になるので、法律上では処方箋がなくてもコンタクトレンズを購入することが可能となるのです。
装着指示書で数値を確認する
自分の使っているコンタクトレンズの数値を確認しましょう。
この数値の情報がなければ、せっかく眼科専門医の元で算出したデータが台無しです。
この情報で、自分に合ったコンタクトレンズをネットで安く購入できるようになります。
- 度数 -5.25とかの数字
- ベースカーブ(BC)8.6とかの数字
- DIA14.0とかの数字
ネットで注文する際に、この情報を入力します。
絶対に避けよう、目の障害(使い方が大事)
コンタクトレンズを使うということは、自分の目に異物を入れるということになります。
そうすると、目に様々な障害を起こすリスクが出てきます。
使い方を守ることで、防ぐことができるのです。
起こりやすい目の障害は
- 角膜上皮障害
- 感染症
- アレルギー
- 低酸素
など。
角膜上皮障害
角膜上皮障害は、コンタクトレンズは異物ですので、レンズが目に合わないと角膜(目の表面)に傷がついて、ころころしたり、痛くなったりします。
原因は次の通り
レンズが目に合っていない
目の大きさとレンズの大きさがあっていない場合に起こります。
眼科医院で目にあったレンズを処方してもらう必要があります。
乾き(ドライアイ)
コンタクトレンズと角膜という目の表面の間には涙があります。
涙は干渉剤の役割をしていて、レンズの目に与える刺激を抑えてくれています。
涙が少ない場合(ドライアイ)は、角膜の表面に傷ができやすくなるのです。
点眼治療や目にあったレンズに変更する必要があります。
レンズの汚れ
コンタクトレンズに汚れが付くと、その汚れによって、目の表面に傷がつきやすくなります。
レンズの汚れはおもに
- 蛋白による汚れ
- 油による汚れ
です。
これらの汚れは、こすり洗いが非常に重要になります。
タンパクによる汚れ
アレルギー性結膜炎があると、炎症によってタンパクが涙に含まれるのでレンズがタンパクで汚れます。
油による汚れ
女性ですと化粧品などによって汚れます。
感染症
コンタクトレンズは異物ですので、その異物にばい菌が付着し、レンズでできた目の表面の傷からばい菌が侵入すると目の表面に感染し、角膜が白くなったりします。
原因としては、レンズケアが徹底されてなかったり、レンズケースが汚れたり、レンズを長期間装用し足りしている場合に起こります。
実際に、ワンデーのコンタクトレンズを数日使っている人がいました。
幸い、障害を起こすことはありませんでした。
せっかく、ネットで安く変える方法を知っても、レンズ代をケチってやってはいけない使用法で、感染症になっていては、どうしようもありません…
使用方法は厳守しましょう!
失明
治療しにくいばい菌によって、感染すると角膜がどんどん白くなって、失明します。
よく、テレビで見かけるのは、目が痛くても、我慢して使用を続けたことで失明したケースです。
ソフトコンタクトレンズを水道水ですすいだり、漬けておくことで、アメーバが繁殖したというもの。
目に違和感があったら、必ず使用をやめよう!
アレルギー
レンズやレンズに付着したタンパクに対して、強いアレルギー反応を起こす場合があります。
長期間汚れたレンズ装用すると上まぶたの裏に乳頭というデコボコしたものができて、かゆみや異物感の原因になります。
治療としてはレンズ装用を中止して、ステロイド薬や抗アレルギー薬の点眼を行います。
かゆみを自覚した場合は無理にレンズ装用を止め、眼科で診察を受けましょう。
低酸素
コンタクトレンズはある程度酸素を通す必要があります。
最近では酸素透過性が高いシリコーンハイドロゲル素材のソフトコンタクトレンズがあり、目にも優しくなりました。
それでも長く装用したり、つけたまま寝るなどをすると、目の表面が酸素不足になり、充血したり、角膜という黒目に炎症が起こって、水ぶくれを起こしやすくなります。
使用期間を守りましょう!
まとめ:コンタクトレンズを安く購入するけど、注意が必要!
コンタクトレンズは、ネットで購入することで、支出を抑えることが可能になります。
しかし、いくつか注意が必要です。
- 最初は、眼科専門医のいる病院や医院で診てもらう
- 定期検診は受ける
- 落ち着いたら、数値を確認してネットで購入
- 目の障害を起こさないように、使用方法を厳守する
よくある目の障害は
- 角膜上皮障害
- 感染症
- アレルギー
- 低酸素
などです。
特に、感染症は失明のリスクがあります。
長時間の装着やワンデーを数日使い続ける、ソフトレンズを水道水につけておくなどは、絶対にしないようにしましょう!