みなさんは、お金を大切にしていますでしょうか?
昔から、無駄遣いしないで、お金を大切にするように教えられてきている方が数多くいると思います。
私も、その中のひとりで、お金は大切にしないといけないと思ってきました。
しかし、その気持を大切にしすぎて、少し改めた方が良いと思われる事があります。
それは
- 格安の物に目を奪われる
- 物を捨てられない
という問題です。
本記事では
- 安物買いの銭失いになりがちな方
- 物を捨てられない方
に向けて、私が陥っている失敗をお伝えします。
何かの参考になれば幸いです。
お金の使い方を直したい
貧乏性の私は、物の価値よりも価格をみて価値を判断してしまう、残念な人です。
そんな私が、先日、初めて、いつも手を伸ばしてしまうセール品ではない商品を購入しました。
それは、ユニクロのパンツを買おうと思い、嫁と出かけたときのことです。
お手頃価格のユニクロでも、いつもセール品に目が奪われてしまっています。
そんなユニクロでは、履き心地を追求したパンツが、数多く陳列されていました。
私は、事前にインターネットで商品の特徴などを調べて、おおよその事は決めていました。
実際に店舗に行くと、お目当ての商品がいくつかあり、全て試着させてもらいました。
サイズの確認も終わり、購入の最終ジャッジです。
その候補の中には、型落ちであろう、セール品が入っていました。
いつもならもちろん、セール品1択になります。
しかし、今回は、嫁の助言もあったおかげで、本当にほしい商品を選ぶことができました。
価格ではなく、物の価値を重視することができました。
セール品も、私の中では、高ポイントだったので、選ぶのに苦慮したとろですが、お買い得という条件を考えから排除して、選考した結果が、今回購入するべきものだと判断しました。
ヤッターッ!、安物買いをしなかったーっ!
私にとっては、大きな進歩です。
嫁の助言もあったおかげなので、今度は、単独で本当に必要なものを買うことができるようにチャレンジしてみます。
アンカー効果
私は、物を買う時、割引率が高かったりすると、お得感を感じてしまいます。
「定価の70%引き」のような赤札を見てしまうと、少し興奮してしまいます。
定価って、「ホントかよ?」と思うくらい、ありえない高い金額を付けているものも多くあります。
わかっているのに、引っかかってしまう私がいるのです。
それに引っかかった私は、買った時は得した機敏になり、ハイテンションです。
しかし、後々、着心地が悪かったりして、その物の出場機会がないケースが私の場合、殆どそうです。
私は、買い物するとき、得しないと気がすまない心理が働いてしまい、本当に価値がある商品を安く買うことに成功したのは、ほんの数回だけなのです。
なのに、いつもその時のように、お買い得商品を手にとってしまい、失敗を繰り返してしまいます。
そういった、定価のように、最初に提示された数字が基準となっている場合、後から出される数字について、判断ミスを犯しがちになることを、アンカー効果といいます。
私のように、割引された商品は買う価値ありと思わせる販売手法です。
このように、アンカー効果に惑わされないで、安物買いの銭失いから開放されましょう!
損失回避バイアス
私は、品定めが下手なので、いらないものまで買ってしまいます。
家の中には、物が溢れ、その中には、数多くのいらないものが存在します。
それなのに、私は、物が捨てることが出来ないのです。
面倒くさいという理由もありますが、これにも私が陥っている思考があります。
それは、損失回避バイアスというものです。
この損失回避バイアスというのは、人は、物を得る喜びよりも、物を失う痛みを感じることの方が大きいというものです。
なので、もったいない病になってしまい、捨てられないのです 。
これも嫁に常々「捨てなさい」と言われ続けてきています。
今回、何とか、一歩進むことができました。
- 変わらなきゃ!
- いつか着る・使うにあったことがない
- 非効率だよ!
と自分に言い聞かせて、今回買ったユニクロのパンツと入れ替えで、いままでタンスの肥やしになっていたパンツを放出することができました。
みなさんは、大した事のないように思うかも知れませんが、私にとっては、大きな一歩です。
なんか、スッキリした感じです。
この他、確証バイアスなど、数多くのバイアス(偏った思い込みや行動)があるので、注意して行きたいと思います。
まとめ
私は、お金の使い方が下手すぎて、安物買いの銭失いの専門家でした。
目の前の事にとらわれすぎて、後々の失敗につながってしう。
買い物に行くと、商品よりも、ついつい値札から確認してしまうといった、残念な行動を取ってしまいます。
その値札に、70%オフなどの赤札であれば、アンカー効果でテンションが上がり、本質を見失い、買ってしまう。
そして、後から失敗き気付く。
このように品定めがしっかりできないと、いらない物まで買ってしまいます。
そして、家の中には、いらないものが多くなり、散らかってしまうという、悪循環に陥るのです。
さらに、損失回避バイアスが働き、それらのいらない物を捨てることができないのです。
全くもって非効率です。
それらを理解し、ようやく今回、アンカー効果に流されず、損失回避バイアスにも打ち勝って、自分が必要と考える物を買い、買って物が増えた分、古い物を処分することができました。
実際に経験してみると、とても心地良い事がわかりました。
なので、今後も、バイアスにとらわれないように気をつけて、考え、行動したいと思います。