みなさんは、何に幸せを感じますか?
以前、「幸福とは何か考えてみた」という記事で、幸せについて書いたことがあります。
その中で、世界の幸福度ランキングで上位を占める北欧にヒントがあると考えました。
それを参考に出した結論が
- 仕事をしすぎない
- 余暇を楽しむ
- 良い人間関係を築く
でした。
要するに、好きなことを仕事にして、楽しく仕事をすること。
そして、興味のあることを積極的に取り組んで、経験値を高めること。
さらに、気にしれた信頼できる人間関係を築いて、楽しく生きることです。
さらに調べていくと、脳内伝達物質が分泌することで、幸福感を得ていることがわかりました。
端的に言うと、幸福になるには、脳内伝達物質を分泌させる方法を考えればいいということです。
本記事では
- 幸福になりたい方
- ストレスを抱えている方
- 幸せを待っている方
に向けて、幸福についてお伝えします。
何かの参考になれば幸いです。
本記事を読みすすめることで
- 幸福を感じる方法がわかる
- ストレス解消法がわかる
- 幸せの引き寄せ方がわかる
ようになります。
詳細は後述していきます。
脳内ホルモンが関係している
私達は、幸せを感じるときに、脳内から、脳内ホルモンと言われている、神経伝達物質が分泌されています。
その幸せを感じるときの神経伝達物質は主に
- セロトニン
- オキシトシン
- ドーパミン
です。
セロトニン
セロトニンは、感情や気分のコントロール、精神の安定に深く関わっています。
朝、陽の光を浴びることで、分泌を促すことができます。
セロトニンが不足すると、気分が落ち込んだりします。
セロトニンは、安心感をもたらし、まったりとした幸せを与えてくれます。
ストレスが少ない状態になります。
セロトニンを分泌させるには、健康に気を使い、特に食事に気をつけ、外へ出ましょう!
外に出ると、陽の光があるので、光の量も多いので、メンタルにもいい影響があります。
オキシトシン
オキシトシンは、愛情ホルモンと言われ、人などとの繋がりで癒やしを与えてくれます。
人との繋がりを感じたり、守られている安心感で幸せを感じます。
信頼でき、親しい友人や家族と仲良く過ごしましょう。
心が暖かくなり、幸福感を得ることができます。
ドーパミン
ドーパミンは、何かの成功などで、”やったー!”というような興奮状態にしてくれたり、快感や多幸感を与えてくれる脳内伝達物質です。
運動をすることでも分泌しますが、何かの成果を成し遂げたとき、多く分泌します。
なので、たくさんの成功の種を蒔くことで、ドーパミンの分泌を狙うことができます。
その他、アルコールや買い物でもドーパミンは分泌されます。
ただし、ドーパミンは非常に危険です。
先程説明した、セロトニンやオキシトシンと違い、ドーパミンには耐性ができてしまいます。
前回と同様の刺激では、ドーパミンが分泌しなくなります。
どんどん大きな刺激が必要になり、際限なく続いてしまうのです。
ギャンブル依存やアルコール中毒、薬物中毒がそれにあたります。
ドーパミン的幸福は、注意が必要になります。
成功の種を巻き続け、努力し、成果に結びつけて、ドーパミン的幸福を得るのです。
安易にドーパミンを求めないことが肝要です。
以上のことから、以前の幸福については
- セロトニン
- オキシトシン
が関係している幸せということがわかりました。
私は、以前、仕事によるストレス過多でしたので、やはり安心、まったり系に幸せを感じていたと思います。
仕事が休みのときがとても幸せで、朝日を浴びながら、ジョギングをしたり、読書をしたり、家族と団らんしたりして、楽しい休日を過ごすのでした。
幸せの勘違い
私は、幼少期から20歳代の頃、幸せとは、このように考えていました。
- 美味しいものを好きなだけ食べられる生活
- 大きくて、立派な家に住む
- お金持ち
私は、住む家も狭く、裕福ではない環境で育ちました。
テレビでよく見かけるお金持ちのイメージそのものが幸福と思っていました。
お金持ちになったら、好きなことばかりをして生活できるので、幸せなんだろうなと。
社会人になってからも、お金を持つことが幸せと思っていました。
そんな私も、最近では、静かなところでのんびり暮らすことが幸せではないかと考えたりするようになりました。
いくらお金があって、贅沢な暮らしをしたとしても、私達が考えているよりも幸せでないのかもしれません。
豪勢な食事をしたとしても、脂質の取りすぎやプリン体の取りすぎによる糖尿病や痛風などの病気になったりしては、幸せどころではありません。
毎日ステーキは食べ続けられないのです。
魚、野菜中心の食生活で、健康を保ち、幸せな生活を送るのです。
今考える幸せ
私が今考える幸せとは
- 仕事をしすぎない
- 余暇を楽しむ
- 良い人間関係を築く
に加え
- 健康な状態である
- 楽しく仕事をする
- やりたいことができるくらいのお金を持つ
です。
やはり、いくらお金持ちになっても、健康でなければ、充実した人生を送れません。
なので、健康のために
- 食事
- 運動
- 睡眠
は、大切になります。
何においても、健康が絡んできます。
健康が基本になります。
まとめ
私は、今まで、幸せをひとくくりで考えていました。まったりとした生活が幸せかな?なんて。
若くして、成功して、リタイヤ生活を送っても、刺激のない生活に飽きがきて、仕事に戻っている人をインターネットで見かけました。
まったりと生活することが幸せと考えていた私でしたが、そこで考えを改めました。
セロトニン系、オキシトシン系の幸せの他に、やる気ホルモンのドーパミン系もプラスして、幸せなのだと、自分の中で再定義しました。
ストレスがない生活に憧れていましたが、多少のストレスを感じて生活することが自分にとって幸せでなんだと。
ストレスが低い人は、幸福度も低いといった研究結果もあるくらいですから、多少のストレスは必要なのですね。
また、そのストレスも、やる気に変えて、充実させることもできます。
というわけで、のほほ〜んとした生活は、幸せではないという結果になりました。