私達は、物事に対して、自分勝手に期待してしまうことがあります。
自分が思い描いた結果にならなかった場合、他人や環境のせいにしている方もいらっしゃるかと思います。
過度な期待により、残念な想いをするくらいなら、自分本位な期待をしない方がマシだと思いませんか?
本記事では
- 自分の期待通りにならない事が多い方
- 他人や環境が自分の理想と違う方
- イライラすることが多い方
に向けて、期待について考えてみたいと思います。
何かの参考になれば幸いです。
本記事を読みすすめることで
- イライラしない
- 冷静に対処できる
- ストレスを抱えない
ようになります。
しばらくの時間、お付き合いくださいませ。
はじめに結論から申し上げますと
- 過度な期待はしない
- 自己中心的な期待はしない
- 他人の事情を考える
ということです。
詳細は後述していきます。
期待とは
期待とは、次のとおりです。
期待(きたい、英:expectation)とは、何らかのことが実現するだろう、と望みつつ待つこと。また、当てにして待つこと。
期待する気持ちのことは「期待感」と言う。期待どおりにならないことを「期待外れ」と言う。
毎日の生活では、他人に期待してしまうことが多いでしょう。
そして、期待はずれの結果になって、イライラした経験がある方は多いと思います。
自分が勝手に結果を期待しても、他人の都合や状況などによって、必ず期待した結果になるとは限りません。
他者への期待
私達は他者への期待をつい持ちすぎてしまいます。
例えば、仕事をする現場では、これくらい出来て当たり前と考えがちになります。
そこで、後輩などへは、これくらいは出来ているだろうと勝手に期待をしてしまい、期待はずれの結果だと、怒りの感情が沸き起こり、イライラしたり、怒ったりしてしまいます。
これは、後輩が悪いのではなく、勝手に期待した人が悪いのです。
確かに、仕事の能力を平均的に考えての期待だと思います。
しかし、人の能力はそれぞれ違うわけですから、勝手に後輩の能力を期待した人に責任があります。
後輩の能力が、自分の期待通りでなかった場合、気をつけて指導しなければいけません。
決して、罵倒したり、罵ったりして、相手を傷つけることは合ってはなりません。
これはパワハラになります。
後輩の事を尊重してあげましょう。
後輩の能力を見極めて、仕事を配分する必要があります。
結果への期待
他人への期待以外に期待してしまいがちなことって、どんなことがあるでしょうか?
自分が取った行動による成果に期待してしまいます。
よく耳にするのが、ダイエットです。
ダイエットをやったのだけど、続かないとか。
これは、結果を急ぐことが原因のひとつだと考えます。
ダイエットが続かない人のパターンを想像してみました。
ダイエットを決意
ウェアなどを揃える
意を決して、ダイエットスタート
ツライ
なんとか続ける
ツライ
少しは効果あるかな?
変化なし
凹む
モチベーション低下
やらなくなる
以前より太る
これらを繰り返す
ってな感じでしょうか。
成果が現れるのは、しばらく経ってからです。
成果を期待して、頑張っているのはいいのですが、期待しすぎてしまうと、なかなか続けることができません。
過度な期待はしないで、習慣にすることができれば、成果はみえてきます。
私のこと
私が期待しすぎて失敗したことをお話します。
最近、あることに期待しすぎるあまり、自分を見失いそうになりました。
先程のダイエットのように、時間差で見えることについてです。
あることで、成果を目指していたことがありました。
他人の成功を目の当たりにし、自分と他人を比較して、感情的になって凹んでしまったのです。
時間差で見えてくるのは、分かってはいたのですが、隣の芝生は青い状態でした。
自分以外の他人って、よく見えるものですよね!
私はこれに惑わされました。
不安になったし、イライラもしました。
そんなときは、楽しくありませんでした。
自分でも、ヤバイと思い、次のように考えることにしました。
- 期待値を高くしてはいけない
- 自分は自分
- 平常心で努力する
楽しくなる
です。
期待し過ぎは、平常心を失います。
継続するには、期待しないくらいが丁度いいかも知れませんね!
私のこと2
私は、専業主婦だった妻に期待しすぎていました。
おいしい食事を作ってくれる。
掃除、洗濯をしてくれる。
これに期待というか、当たり前だと思っていました。
でも、違いました。
私が妻に、「理想の妻の姿」を押し付けていたのです。
期待に応え続けるのは、とても大変なことです。
妻がやってくれるのを期待しすぎて、期待通りにやってくれないときは、イライラしたりもしました。
すべて間違いでした。
反省と感謝しますね!
まとめ
普段、私達は、様々な人や事に対して、期待をしがちです。
期待が大きいことで、期待される側は、プレッシャーがかかったりして、とても大変です。
その期待通りの結果にならなければ、期待した側は、ショックを受けたり、イライラしたり、凹んだり、自身がなくなったり、努力をしなくなったりします。
期待のしすぎは、良いことなしです。
自分は自分だし、他人は他人。
期待し過ぎは禁物です!
「他人を尊重し、原因は自分にあると考える」ことで、無駄に争うことがなく、向上に向かっていくのでしょう!